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また、多くのすてきなブロガーさまや読者さまとのご縁を頂いたこと嬉しく思っております。
ありがとうございました。また、ひきつづきどうぞよろしくお願いいたします。

今日は、パスクワ(イースター)
キリストの復活を祝って、親戚でお祝い。
そんなことで、大家さんと大家さん弟ファミリーでの朝食会
(その後は昼食会に)
朝10時からはじまった朝食会に出されたのが、
このワイン、ロマネッラ(Romanella)という
甘口のフリッザンテ(微発泡)ワイン
ローマの南側に位置する、カステッリ・ロマーニ地区で生産されているワインだそうです。
アルコール度数は、とても低く10%くらいで、ガスを注入したもの。
味は、ブドウジュースのよう。
面白かったのが、大家さんの弟の奥さんと、息子、そしておばあちゃんたちは。
フリッザンテの水(ガス入りの水)に入れて飲んでいたこと。
私と同じようにこのお宅に下宿している、アイルランド人のエイリーンは、
「アイルランドでは、ワインは特別なものだから、水にまぜることはない。」
と、語っていました。日本もやっぱりそうですよね。
キャンティに住んでいるときも、やっぱり地元の人たちが
お水にワインを入れて飲んでいたりするのをよく見かけました。
日本では、ワインはおしゃれで素敵で特別なもの。
気取って飲む。と、いうような感じを受けるときがありました。
もちろん、輸入されるので、輸送量、保険料、検査料、流通コストなどがかかってしまうので、
値段も現地の3倍、5倍と高くなり、とうぜん貴重なものであるのですが。
ところが、ワインの産地に行けばいくほど、
ワインは水と同じような感じに、ごく普通の飲み物ととらえられています。
特に、イタリアワインは、ワイン自体が美味しいということは、残念ながらほとんどなく、
お料理と合わせて、美味しくなるんだな~、
と、この庶民的なロマネッラと、サラミ、コロンバを合わせながら感じていました。
と、つくづく思ったのでありました。
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ハープとフルートのミニコンサートの後には、
白ワインと会場になっている本屋さん併設のバール手作りされた
ドルチェがふるまわれました。
これが、わたしの大好きな、コーンフレークのビスケット
ビスコッティ・アイ・チェリアーリ
Biscotti ai cereali
松の実、レーズンが入った生地に、コーンフレークをまぶして
オーブンで焼いた、簡単なイタリアのドルチェです。
コーンフレークを上手に利用した、美味しいイタリアのドルチェです
そして、右は、バナナのケーキ。
白ワインは、
SATRICO
Casale del Giglio
http://www.casaledelgiglio.it/indexflash.html
シャルドネ、ソーヴィニォン、トレッビアーノ・ジャッロ
透明感のある麦藁色
リンゴやアカシアの花のような香り。
辛口ワインですが、ドルチェにも合わせることができるのがわかりました。
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イタリアにいるからには、地元のワインを飲みたい、、
そう願っています。
ローマにいるので、やはり他の地区では、あまり手に入らないもの。
と、いうことで、
Marino DOCを飲んでみることにした。
ボトルから、グラスに入れたら、水のように透明な白ワイン。
ライチやパイナップルのようなフルーツの香りが心地よく
口当たりはとても軽くて、水みたい。。。
のども渇いていたので、一本軽く飲んじゃいそうでした。
アルコール度数は、11%
ブドウ品種は、
マルヴァシア・デル・ラツィオ(ディ・カンディア)(Malvasia del Lazio e di Candia)
トレッビアーノ・トスカーノ(Trebbiano Toscano)
ボンビーノ(Bombino)
ベッローネ(Bellone)
(やばい、やばい。今、実は、ワインは控えているんです。
と、いうのも、やはりソムリエの仕事をしていて、夜も遅かったため、肝臓が悪くなっているのです。
う~~ん、オヤジ化進んでます。
いまは、ドルチェばかりつくっているので、今度は、糖尿病に気をつけなければ、、)
さてさて、私の健康話は、どうでもよく、、
お料理との相性は、パスクワ前に控えて、フンギのパスタと軽めでとっても良かったです
ゴットドーロ(Gotto d'Oro) という、カンティーナ・ソーチャーレ(協同組合)の生産。
1945年創業。
ローマ県の南部カステッリ・ロマーニ地区で初めて設立されたカンティーナ(ワイナリー)。
地元の小さなブドウ生産者がブドウをここにもちこんでいます。
なんと、Marino DOCの95%が、ゴット・ドーロで作られているそうです。
ほかにも、
フラスカティDOCのの15%
コッリ・アルバーニDOC(Colli Albani DOC)の20%
ラツィオ(Lazio IGT)の15%
と、いうのも、このマリーノ、いくらだったかとおもいますか??
なんと、たった、2.8ユーロ(約、350くらい)
暑いローマの夏には、ぴったりの白ワインかとおもいます。
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うちの近くの橋から見える、バチカンです。
この景色を見ると、なぜか毎回、ローマにきてよかった、と、思います

昨年は、この橋を毎日渡っていました。
一緒に働いたイタリア人の仲間が今は別々のところで生活しています。
また会えるといいなあ。と思っていたら、
ローマにきて2週間くらいなのに、なぜか、ばったり、出くわしたり、見かけたりしました。
ローマって、東京みたいに大きくないけれど、それほど小さくはないので、
偶然にばったり出くわすということは、かなり少ない。
それなのに、なぜか、昔の仲間にばったり出会ってしまうのは必然?
みんかな変わらず料理の世界にいて、進化していることに
尊敬の念と安堵感を与えてくれます。

夕ご飯は、ほぼ毎日同居人のアイリーン(アイルランド人建築家)と作っています。
どちらかが、日替わりでイニシアチブをとってメニューを決めて、
「今日、○○つくろうと思うけれど、食べる?」
「あ、うん。食べる。」
と、いい、もう一方は、お手伝い。
そこに、オブザーバーとして、アーニア(トラステヴェリーナ、警察官)が加わることも。
そんなアーニアを納得させたアマトリチャーナ
アイリーンが作ってくれました。
ワインもラツィオの気軽な赤ワインものをあわせて。
カンティーナ・チェルヴェーテリ(Cantina Cerveteri)のLAZIO ROSSO IGT
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コッテコテのローマ人の大家さんアーニアと、
そして、もう一人のコッテコテのローマ人の前大家さんで今は友人のカルラ。
この二人からすすめられた、冬のローマ名物バカラ(塩タラ)のフリットの専門店に
同居人のアイリーンと行ってきました。
ここ、凄いです。テーブルにつくなり、テーブルクロスの代わりにわら半紙を敷くという
昔ならではの、地元ピープルのためのお店。
初めに、ズッキーニのフリット
そして、由緒正しい、ローマのお野菜プンタレッレのサラダ
ううーーーん、おいし~。
アンチョビと、白ワインビネガー、オリーブオイルがちゃんと、
プンタレッレにしみ込むように、ちゃんと、少し前から、マリネされているものです。
久々のプンタレッレとの再会に、涙がでそう。(って、いいすぎ??)
そして、おまちかね、バカラ(塩タラ)のフリット
ローマでは、
ジョヴェディ・ニョッキ(木曜日はニョッキ)
ヴェネルディ・ペッシェ(金曜日はお魚)
なんて、言われるような食習慣があるのに従ってみて、バカラ(塩タラ)を頂きました。
大きい!!でも、食べましたわ。全部。
ワインは、白のヴィーノ・デラ・カーサ(つまりハウスワイン)。
これだけ、食べておひとり様、15ユーロ(2千円くらい)。
外食費が、日本の感覚的の2~3倍はするイタリアで、あり得ない金額です。

さて、長細いお店の奥に控えているのは、
「わたしはね、もう20年もはたらいてんのよ。あんた。わかってんの。美味しいにきまってるでしょ!」
と、いう右の大ベテラン女性。
「そして、左の女性は、私はまだ13年だから。」
と、控え目な女性。
長年、毎日、フリットを揚げ続けていて、
この、カリッとしているけれどフワッとした食感ができるのでしょうね♪
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夕暮れ時のフィレンツェは、格別に美しいと思います。
金のジュエリー屋さんが立ち並ぶポンテヴェッキョを渡って、数百メートルのところを右に行くと、
まるで別世界化のような小さな広場があり、その中の一軒、IL MAGAZZIONOという、トリッパの専門店にたどり着きました。
ここに連れてきてくれたのは、フィレンツェ在住のソムリエ友達Aちゃん。
フィレンツェは、贓物のお料理が有名で、特に、牛の胃袋のトリッパやランプレドットは特に有名。
長時間煮込んだトリッパやランブレドットをパニーニにはさんだものを屋台で食べるのが
フィレンツェに来るときの楽しみですが、今夜は、屋台出身のトラットリアとのこと。
まずは、アンティパスト・ディ・トリッパイオ(Antipasto di Trippaio)
トリッパ屋さんの前菜という、そのまんまの意味の、お料理。
赤い葉、ラディッキョの上にのっている小さな丸い揚げものは、
中に牛の第4胃袋ランプレドットの入った
ランプレドットのポルペッティーネ(Polpettine di Lampredotto)
手前のチーズがのったものは、リングア(Lingua)、つまり、牛タンです。柔らかいですね~。
そして、パセリをつかった、緑のソース(Salsa Verde)がかかっているのは、コッパ。

トスカーナの赤が飲みたいとの私のリクエストに
友人Aちゃんがセレクトしてくれた赤ワインは、ロッソ・ディ・モンタルチーノ
フレスコバルディ社のCampo ai Sassi 2007
2007年とまだ若く、酸味もタンニンもしっかりしていて、
後々つづく、内臓料理のコッテリ感をとりさってくれます。
常々思うのですが、イタリアワインって、産地のお料理と合うようにできている
と、思います。フランスワインのように、ワインだけで語れるものではなく、
やっぱり、イタリアワインには、イタリア料理ありき!
パンもまたしかり。
トスカーナのパンは、塩なしで固くなるまで保存して、それだけで食べると
ほんとうに味気ないのですが、トスカーナのお料理に合わせるとちょうどいいのです。
日本の白いご飯のような感覚かもしれません。
さてさて、そんな話をソムリエAちゃんとしながら、食べたのは、、、

ランプレドットのラビオリ
これが、過去に食べたことのないくらい巨大なラビオリ。

そして、トリッパ・アラ・フィオレンティーナ
まわりの席の人たち、みんなが食べていたので、このお店の名物料理なはず。
と、いうことで頂いたのですが、やっぱい美味しい!
トリッパをトマトソースで煮込んだもので、ハーブ、スパイスや香味野菜の複雑な味。
これは気に入りました!!
でも、やっぱり、内臓は、たくさん食べられないあたくし。
次は、ドルチェへ。

この、クレーム・ブリュレみたいなドルチェは、クレマ・カタラーナとよばれています。
カタラーナとは、スペインのカタルーニャ地方のことで、イタリアには、カタルーニャ地方から
このドルチェが伝わってきたことが名前からわかります。
カスタードクリームを、浅い耐熱皿に入れて、サービスの直前に表面にグラニュー糖をかけて
バーナーで火を当て、表面をキャラメリゼしたもの。
調べてみると、クレマ・カタラーナ、カタルーニャ地方ではCrema de Sant Josepとも呼ばれ
3月19日の聖ヨゼフの日(サン・ジュゼッペの日)に食べるそうです。
(スペイン在住者の方、ご存じでしたら教えてください。)
ちなみに、ヨゼフはイエスキリストの養父とされているため、イタリアでは、3月19日が父の日と
絶妙なタイミングでした。
お店を出るときに、また、このお店ににトリッパ・アラ・フィオレンティーナを食べにきたいな
と、思いました。
Aちゃん、ありがとう

久しぶりの友人にも会い、心もお腹も大満足なフィレンツェの夜となりました。
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トスカーナのかつての仲間とチェーナに行ってきました。
アンティパスト・トスカーノ(Antipasto Toscano)
クロスティーニの盛り合わせです。
クロスティーニとは、古くなって水分が抜け固くなったトスカーナのパンを
1センチ程度の幅にし、そこに、具をのせたものです。
トスカーナではお馴染みの、フェーガト(レバー)を煮込んだもの。
そして、トマトをオリーブオイルで合えたものが入っていました。

さらに、サラミの盛り合わせもでてきて、びっくり!
かなり豪快です。

ワインは、長距離フライトの後でちょっと疲れていて白ワインな気分でしたので
アルト・アディジェ地方の
St Michael Eppanのピノ・グリージョをセレクトしました。
ほとんど水の色のこの白ワイン。繊細な白い花の香り、飲み口も清くすっきりとしていて、
水のように飲んでしまいそう。
あぶない。あぶない。
お値段なんと、16ユーロ(だったかな??)
ソムリエの資格をとり、仕事にした後なので、
以前より、ワインをしっかりと楽しんでいきたいな、と思います。

そして、プリモは、ポルチーニ茸のパッパルデッレ(Pappardelle ai funghi porcini)。
このお店に、以前、日本からのお友達と来た時に、
イタリアのタリアテッレって、もっと幅が細いよ、と聞きました。
そうだったかな??って、日本滞在のとき、日本人イタリアンにほとんどいっていないので、わかりませんが、トスカーナで暮らしたときの平均の幅は、約4センチくらいだったと思います。
もし、幅2センチのパスタがパッパルデッレと呼ばれていたら、ゆるしません。
と、いうより、パッパルデッレと思わないかも(笑)
イタリアにもどってきて、いきなり、かつてのお友達に会えて、幸せなわたくし。
今回も、いいお友達に恵まれますように。
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