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ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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2006年 07月 14日 ( 1 )

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(塩田の塩の山、マルサーラからトラパニに向かう途中に突如現れる)

マルサーラ(マルサラ)のホテルを出て、初めに見かけた、ワイン醸造所に車ではいりました。
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一人のおじさんが近づいてきて「見学?試飲?」と聞いてきたので、「見学」というと、おじさんがワイン醸造所を案内してくれました。

「こっちのタンクは20ナントカだよ。それで、こちらのタンクは15ナントカ。こちらは20ナントカ。写真をとってくれ。」

ナントカとは、おそらく何かの単位なのでしょうが、イタリア語が分かりませんでした。

そして、ビン詰めの段階にくると、作業員たちに指示を出し、写真を撮りやすいようにしてくれる。「さあさあ、写真をとってくれ。日本から写真を送ってほしい。」と頼まれます。

そして、見学の最後は試飲で、「さあささ、飲んでいっておくれー。」と何種類も試飲されてくれました。そして、おもむろに、ボトルを差し出し、押し売り?と思ったら、「写真を送ってくれ。」とおじさんは言い、なんと3本もワインをくれたのでした!!

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このおじさん、このIntorcia vini醸造所の社長アントニオさんだっのです。
醸造所情報
Intorcia vini
http://www.intorcia.it/


マルサラ酒を3本ももらいホクホク顔でマルサラを後にします。

そして、向かったのはトラパニ

マルサラからトラパニに向かう途中に、モツィア(Mozia)という塩田が広がる地帯が見えてきました。この暑く風の吹く気候が、海水を直ぐに干上がらせ、塩作りには最適とのこと。

海から塩田に海水が引かれます。

塩田の区域ごとに、塩分濃度が異なります。

完全、海水が干上がると、塩が集められ、塩の山が作られます。
この塩、かなり大粒の塩。

お味見すると、しょっぱーい!

それにしても暑い。
人間も水分補給をしないと、直ぐに脱水症状に陥ると思います。

トラパニに到着。トラパニに南西シチリアで一番大きなの町で、北アフリカのチュニジアとフェリーで結ばれているため、アラブ系の文化も入ってきています。

そして、ここでのお目当ては、
トラパニ風クスクス(Cuscus alla trapanese)

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おいしそうなお店を見つけて、入ろうとすると開店はまだ。
南イタリアでの、レストランの開店時間は、平均13:30。
後、1時間。この暑さの中、外にいることは到底無理。
30分も歩いたら熱射病で倒れるはず!

カフェも開いておらず、とりあえず近くにあった、アラブ系のお店に緊急避難。
ちょっとしたものを食べてます。

そして、お目当てのレストランに向かい。トラパニ風クスクスを注文。

あれ?チュニジアのクスクスと全然違う!
チュニジアでは10日間過ごしたことがあり、
毎日いろんな場所で食べていて味を知っているのですが、全くの別物です。

どちらが、おいしいって?それはトラパニ風です。
トラパニ風は魚のだしを使って作られていて塩味も絶妙。

一方、本場チュニジアのクスクスはトマトベースのことが多く、
塩の使い方があまり上手ではなく、香辛料がきつすぎて
洗練されていない味です。
シチリアよりさらに暑い国なので香辛料がきついのは
チュニジアには合っているとこだとは思います。

実はチュニジア、かなりシチリアと使われる食材が似ています。
トマト、ナス、オリーブオイル、ウリ科の植物など。

チュニジアから目と鼻の先シチリアに渡るだけで、
これだけ美味しくなることに驚きました。
イタリア人の舌の確かさには、改めて尊敬します。

シチリアは、イタリアの中でも一番経済状況が悪い州で
地理上、北アフリアに近いこともあり似た雰囲気を持っていますが、
やはり、アフリア大陸とヨーロッパでは、ずいぶん違うものだと感じました。

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食事の後は、水着に着替えトラパニのビーチに行ってみることにしました。
浅いところは、海水の表面に塩が張っていたりして、あたかも塩田のようでした!
by cucina_amalfitana | 2006-07-14 02:31 | シチリアSicilia