フィレンツェ中央市場 ランプレドットのパニーニ Panini con Lampredotto
2007年 05月 13日
初めて遊びにやってきました♪
ここでの目的は、モツのパニーニを食べることです。
賑やかなお土産屋さんの立ち並ぶ通りを抜けると、中央市場に到着。
食いしん坊のわたくしは、早速「NERBONE」でモツのパニーニを頂きました。
1個2.5ユーロでおなかいっぱい!
いかにも内臓!という味でしたが、サルサ・ヴェルデ(salsa verde)というイタリアンパセリなどでできたソースと一緒に頂いたので美味しかったです♪
お店には、日本語でのパニーニの紹介文もあり、
そこには、「ランプレドットのパニーニ」と書かれています。
ランプレドット??
早速、お肉やさんGO!
一件のお店で、威勢のいいフィオレンティーノのおじさんが、
牛の胃は4つの部分に分かれていることを教えてくれました。
まずは、胃袋の一番上の部分から。
下の部分が日本の焼肉やさんでミノと呼ばれている、第一胃袋(ミノ)、
上の蜂の巣のようなハニカム構造になっているのが、日本でハチノスと呼ばれる第二胃袋のトリッパ(Trippa)
私の研修しているレストランでは、上の二つともトリッパと呼んでいますが、
どうなのでしょう。知っている方がいらしたら教えてくださいませ_(ーー)_
その次は、
第三胃袋(センマイ):イタリア語でチェントペッレ(Centopelle)といいます。
イタリア語で、「centoは百、pelleは皮」と、いう意味ですが、
たくさんのひだがついています。日本語ではセンマイ。
この胃袋を見て、感じることは一緒なのですね!
最後は。
第四胃袋(ギアラ):イタリア語でランプレドット(Lampredotto)。
これが市場のパニーノに入っていた部分です。
どれもこれもひだがいっぱいで、かなりグロテスク(^^)
日本にいた頃は、トリッパは苦手だったのですが、
こちらトスカーナに来てトリッパを食べられるようになりました。
かつてトスカーナの貧しい人たちがお腹を満たすために食べていトリッパなどの内臓。
いまでは、この地方の名物料理となっています。
研修先のレストランでいつも食物を余すことなく頂くトスカーナの人々の
たくましさを感じていますが、ここフィレンツェの中央市場でも感じることができました。