オステリア・デル・ガット(Osteria del Gatto) @シエナ
2006年 12月 17日
シエナ最後のブログのエントリはこのお店、
オステリア・デル・ガット(Osteria del Gatto)
かつてブログにも書きましたが、お友だちとご飯を食べに行った時に
シェフとお話して、「いつでも習いにおいで。」という言葉に
甘えさせていただき、先週は夜だけこのオステリアに料理を習いにいきました。
シェフは、シエナのグラムシ広場近くにあるカリフォルニア大学分校の
プログラムでアメリカ人生徒たちにも、トスカーナの郷土料理を教えています。
シェフのマルコ、クオーコのトマーソ、そしてカメリエーレのアレッシア。
みんなとっても温かく、本当に楽しい日々でした。
このオステリアで出されるお料理は
①トスカーナ郷土料理
②カッチャジョーネ(cacciagione)、つまりジビエ料理と
③新鮮な魚介類(Pesce fresco)
どのお料理も、見た目より味重視。
お皿は美しく飾り付けされることなく、出来立てアツアツがテーブルに運ばれます。
その分安くて、観光客ではなく、地元イタリア人に人気のお店です。
(左)シェフのマルコ手造りのプロシュートや貴重なチンタ・セネーゼのサラミ
(右)ラビオリの車海老添え
(左)マグロの片面をグリルして、オリオ・ヌオーボをかけたもの。
(右)生ポルチーニとサルシッチャのパスタソースの調理中のお鍋
最後の日は、ちょうど不定期で出される魚料理の日でした。
シエナは山の中の町なので、お魚は本当に貴重で、スーパーでも高くて新鮮ではなく
レストランでは、肉料理の2倍くらいのお値段のことがおおいのですが、
オステリア・デル・ガットでは、魚料理も肉料理とほぼ同じお値段で出しているので
この日を楽しみにしているお客さまで大混雑の一日でした。
まかないで魚介類をいっぱい食べさせてもらい
日本でだんなと一緒に飲むようにとキャンティ・クラシコを持たせてくれました。
「来年もまたいつでも戻っておいで。」と。
少ししか居なかったけれど、本当にあったかいイタリア人たちに囲まれて
シエナ滞在の最後に、いいひとたちに出会えたな、と思いました。
また、このお店に絶対に戻ってこようとおもいます♪
レストラン情報
「Osteria del Gatto」
Cucina Tipica Cacciagione Pesce Fresco
Via San Marco, 8 53100 Siena
学校ダンテアリギエーリに程近いサンマルコ門に続く、
サンマルコ通りにあります。
Tel: 0577 287133
休日:土曜日の昼、日曜