イスキア島への小旅行 2、初ナポリ(誕生日を迎えました)
2006年 06月 04日
イスキア島には、温泉公園とよばれるテルメ(温泉)が4つほどあり、一番有名なのが昨日訪れて、時間がなく入らなかったのは、テルメ「ポセイドン」。私たちが行くことにしたのは、昨晩宿泊したペンシオーネのおばあさんが大好きだといっていた、テルメ「ネゴンボ」(parco termale negombo)。人でいっぱいのバスに揺られること20分。運転手さんに教えてもらった停留所で降りました。真っ直ぐ進み、右側曲がり、坂道を下り、徒歩約10分ほどに、テルメはありました。入場料は、一日だと25ユーロ。午後1時以降の入場だと、22ユーロになるので、外のベンチでフルーツを食べながら1時になるのを待ちました。
さて、テルメ「ネゴンボ」に入ると。
デッキチェアとパラソルが沢山ならんでいて温泉のほかにもプールもあり、下を見下ろすと美しい海が。温泉公園と呼ばれるように、緑がいっぱいで、とても広く、ビーチもありました。
温泉にゆっくり入り、散策していると、Terme giapponese「日本式温泉」と書かれた奇妙な温泉がありました。
そこは、長方形の温泉で真ん中に壁があり、膝の高さまで水をはった温泉でみんな歩いています。「これのどこが日本式なの?誤解だわ。」と思いながらも私もこの間違った日本式温泉を試してみることにしました。足元には、丸い石が敷き詰められていて、温かく心地よい。そして反対方向に歩いてみると、今度は、冷たいお水。「なんだこれは?本当の日本のお風呂というものは、裸で肩までお湯に浸かるものなのよ。」と、抗議の声を上げる語学力も反抗心もなく、日本式温泉を3周歩いてみました。そして、そこから出てみると、足がとてもホッカホカになっていて、足の疲れも一気に取れてしまいました。
子供の頃しもやけができたとき、暑いお湯と、冷たい水に交互に足を入れていたことを思い出しました。これが、日本式ということなのでしょうか。
そして、このテルメの一番高いところにある温泉まで行くと、美しい湾が見ることができました。イタリアでは、毎日シャワーの生活だったので、念願のお風呂?にゆっくり温泉に入ることがで極楽気分♪
生まれて初めてハンモックに横になってみると、意外と安定感があり体にフィットして寝心地がいい。
ゆっくりテルメを楽しんで、イスキア島をあとにしナポリ・メルジェリーナ港に帰りました。
メルジェリーナ港近くの広場には、3件くらいのピッゼリアが並んでいて、声を掛けられた一軒のお店に行きました。
海草のフリット
フワフワでとってもおいしいフリット。ナポリ周辺でよく食べられているそうです。
ピッア・マルゲリータ
どれもとても美味しく、しかも驚くほどの安さ。またナポリにピザを食べに行こうと誓うのでした。
イスキア島で誕生日を迎えることができてとても幸せに感じました。ユウコさん、ヒロコさんどうもありがとう♡