ローマから電車で30分程度の、ラディスポリという町にやってきました。
それは、私の大好きなローマのお野菜カルチョーフォのお祭りがあるからです!
毎年4月中旬に開かれているこのお祭り、今年で59回目だそうです。
カルチョーフィとは、キク科朝鮮アザミ属、つまり、アザミなのですが、
花が咲く前のつぼみの内側のほんのわずかな部分だけをたべるんです。
こちらは、カルチョーフィを剥いているいる方たち。
手前のおじさま、毎年このイベントのお手伝いをしていて、
もう50年の大ベテランだそう。
2年前の春、キャンティのトラットリアで研修していたときに、
朝、大量のカルチョーフィが届けられ、ひたすら皮むきをしていたことを思いだします。
その時、オーナーが、本当に美味しいカルチョーフォは、
トスカーナのではなくて、ローマのカルチョーフォ。
イタリアにいる間に、絶対に食べるように、
と、言われていたのが、ここラディスポリのカルチョーフォなのです。
5ユーロで山盛りで、揚げたてアツアツのカルチョーフィのフライを食べることができます。
つぼむの部分のガクの部分は繊維質が固くて、ぜいたくに、本当は紫色のところも剥いてしまうと
いいのですが、1枚剥きが足りない感じ。
と、いうことで、
花と軸の間の部分だけをぜいたくに食べました。
ここが柔らかくっておいしい
生で食べるとえぐみがあって、火を通すと柔らかく甘ーいお野菜に変身。
春の訪れを告げる、タケノコににているかも。
そして、カルチョーフォのパスタも頂きました!
イタリアンパセリとペペロンチーノで味付け。
パスタの形は、メッゼ・ペンネ(mezze penne)でした。
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