ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2007年 04月 ( 7 )   > この月の画像一覧

始めてイタリア語学留学に訪れた町は南イタリアのサレルノ。
昨年のパスクワの日にあたる4月16日でした。

その後、シエナの料理学校をでて、
現在は、トスカーナ州 カステッリーナ・イン・キャンティでの
「Trattoria La Torre」でのレストラン研修をしておりまーす。

ということで、イタリア留学し始め、一年が経過しました!!!
思い起こすと、本当に色んな経験をし、充実した1年でした。

そして、なんと、

NHK BS1 「地球アゴラ」という生放送の新番組に
出演させて頂くことになっちゃいました。

日時は、4/29(日) 夜9時10分~9時59分 です。

「地球アゴラHP」
http://www.nhk.or.jp/agora/yotei/07-0429.html

番組概要と、出演者の顔写真とプロフィールものっています。
さあて、わたしはだれでしょうか。 簡単ですね。

当日の地球アゴラには、
5人の海外に住む人(番組では「アゴラー」と呼ばれる)
 +
ゲストの登山家 野口健さんのヒマラヤからのレポート
スタジオゲストは、水泳の鈴木大地さん、登山家の今井道子さん
そして司会は、かびら・じえいさんと住吉アナウンサー
と、豪華な出演者と、海外滞在年数のとても長い方に混じって
まだまだイタリア生活初心者のわたくしが、
ひょっこり出演いたします。

番組ディレクターKさんからお話を頂いたとき

「ひょえ~~~!どうしてこんなフツーな私に??」
と、思ったのですが、
今年のわたしのテーマは、去年に引き続き

「挑戦!」

「NHKだし、なんだか面白そうな番組だし、
ディレクターのKさんとメールをやり取りし、Kさんも感じがよさそうだし。」

と、いうことで、気軽に出演を快諾してみました(^^)
実際にKさんと電話でお話させていただくと、
いつもとっーーても温和な口調なジェントルマンです。

インターネットのWEBカメラを使用しての出演です。
当日、うまくインターネットにつながれば、出演します。
だいたい話す内容は決まっているのですが、
これから、ちゃんとかんがえなくちゃ!と思います。

こういう経験も初めてで、うまくお話できるか分かりませんが
野口健さんのヒマラヤからのレポートや
他のアゴラーの方々のお話は面白いはずです。

GW中の4月29日(日)夜9:10~9:59、BSをご覧頂くことができ
お時間がある方は、ぜひご覧くださいませ~。
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-24 02:01 | トスカーナToscana

Fonterutoli@Castellina in Chianti

f0090286_923526.jpg

金曜日は、仕事が休みです。
これだけブドウ畑に囲まれたカステッリーナ・イン・キャンティ(castellina in chianti)に住んでいるので
折角なのでおいしいワインでも飲みに行こう!!
と、向かったのは、

Fonterutoliというワイナリー。1435年創業のMazzei家という貴族が経営するワイナリーです。
どうやら、この地方で、品質において一番良いワイナリーのようで期待も膨らみます。

私の住むカステッリーナ・イン・キャンティのバス停から約10分で到着。

フォンテルートリ(Fonterutoli)というワイナリーと同じ名前の町は、
町というには、小さすぎる、集落でした。
ちなみに、イタリア語では、Frazioneという行政区分にあたります。

15:00スタートのワインツアー

私とノルウェー人の家族が参加し、合計4名。
まずは、Fonterutoliの町の案内。
人口は、たった56人の町。

古代ローマ時代の道が町の中心に一本通っています。
カンティーナ(醸造所)では、かつて使用していた大樽。
そして、スーパートスカーナのシエピ(SIEPI)を醸造させるためのバリック。
SIEPIは、必ず新しいバリックで醸造するそうです。

バリックのお値段は、いくらかご存知ですか?

なんと、600ユーロもするそうです!日本円にて10万円です。

バリックには225リットル入るので、
ワイン一本(750ml)あたり、バリックだけで333円のコストがかかっているのです。

そんな、小話を聞きながら、町を歩き、Fonterutoliのエノテカに向かいます。

f0090286_9243226.jpg

私は、合計5本のワインとオリーブオイルを試飲させていただきました。
(16ユーロで5種類試飲できます。)

★Fonterutoliなどキャンティの畑からつくられるワイン3種

Fonterutoli (Chianti Classico DOCG)
Castello di Fonterutoli (Chianti Classico DOCG)
このキャンティ・クラシコは毎日普段飲みしているキャンティ・クラシコ
とは、全く味が違い、本当においしいキャンティ・クラシコでした。
Siepi (Toscana IGT)
高いけれど、意外と私の好みではなかった気が。。

★Maremma地方(同じくトスカーナ州の海沿いの地方)
Bronzone (Maremma Toscana IGT)
Tenuta Belguardo (Morellino di Scansano DOC)これは、おいしかった。
Morellino di Scansanoを飲むといつも、「なにかが足りない」
と、生意気にも思っていたのですが、Fonterutoliのはおいしいかも。

Fonterutoliのワイン・ツアーでは、ワイン畑の見学は含まれていないので
試飲が終わった後、自分で畑を見に行きました。

ポピーの花の奥の、葡萄の木には葉っぱはないようにみえますが・・・
f0090286_932551.jpg


近づいてみてみると、

f0090286_9335782.jpg

大きいものでは直径5cm位の葉が付き始めていました。

キャンティで料理修業して、普段はひたすら熱い厨房に立っていますが
こうやって、カンティーナに訪れるのが、たのしみになりつつあります。
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-13 09:16 | トスカーナToscana
f0090286_1553976.jpg


赤ちゃんが生まれました。

と、いってもわたしの赤ちゃんではありません(^^)
びっくりさせて、ごめんなさい。

スタージュ中のキャンティのレストラン「トラットリア・ラ・トッレ」の
シェフの息子夫婦の女の子の赤ちゃんです。

生まれたのは、パスクワ(Pasqua)の翌日の月曜日のパスクエッッタ(pasquetta)。


私はこの家族と同じアパートに住んでいるため、アパートの入り口と
トラットリアの扉に、生まれたばかりの赤ちゃんのお兄ちゃんといとこが
つくった、「マリア・ディレッタ(Maria Diletta)が生まれました。」
と、いうお知らせの紙が、一週間飾り付けられます。
このように、赤ちゃんの誕生を知らせるものが、
イタリアの家庭の扉に貼り付けられているのを見たことはありましたが
自分の家に飾ってあると、幸せな気分になりました。

長い名前。

「どうして、マリアじゃなくて、マリア・ディレッタなの?」

と、お父さんに尋ねてみました。

「ディレッタは、心の近くにいる人のことなんだよ」と。

辞書で dilettaをひいてみました。

dilittoは、他動詞 diligere(文語で、愛する、いとしがる) の過去分詞
文語で、いとしい人、愛する人

両親の愛情がたっぷりつまった、名前でした。

パパは、カステッリーナ・イン・キャンティ(コムーネという行政区分)の
副村長をしているため、シエナの地方紙(Corriere di Siena)に、
パパの嬉しそうな顔写真がのっています。

パスクワ(復活祭)で訪れた春と共に、
このトラットリアにも新しい命が誕生しました♪♪♪
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-09 15:12 | トスカーナToscana
f0090286_5405950.jpg
パスクワには、ほとんどの人が家族と食事をするそうです。
研修先のトラットリアは、パスクワはランチだけの営業で、夜はお休み。

シェフとシェフの奥さんに、夜の家族の夕食会にお呼ばれし、
ご家族のお邪魔にならないかしら。と思い、ちょっととまどっていたのですが

シェフとシェフの奥さんのミレッラの

「ここで働くひとは、みんな家族よ」

の言葉にちょっと感動して、家族の食事会に参加させてもらいました。

場所は、いつもと同じで、トラットリアです。
集まったのは、総勢19人。

昼のランチで、子羊は既に食べているので
夜は子羊は食べませんでした。
(パスクワの数日前から、まかないで毎日食べていました。)


★パスクワの夕食会のメニュー

チンギアーレ(イノシシ肉)のサラミ
プルシュートとタルトゥーフォ(トリュフ)のパイ包み
ナポリ土産のモッツァレラ
トルテッリーニ・イン・ブロード
スパゲッティ・アル・ポモドーロ
タリアータ
カルチョーフィのフリット
お土産のアイスクリーム・ケーキ


トラットリアでの家族の食事をしながら

あれ、いつもと一緒のメンバーだ。

そうです、ここは、家族経営のトラットリア!
ほぼみんながトラットリアで仕事をし、
たくさんの卵型のチョコレートをもらい、大はしゃぎのちびっこ達も
毎日、トラットリアにご飯を食べにきて
普段から厨房で遊んでいます。

トラットリアの長い歴史を守っているのは
家族の団結力の強さなのかな。

イタリアは、家族の絆がとても強いことが多く
私も、だんなさまとあったかい家庭をつくりたいなあ、思いました。
帰国したら、一生懸命お料理もつくるので、
あとちょっと、こちらで勉強させてね♪
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-08 04:12 | トスカーナToscana
パスクワは、全席予約で満席で、朝から大忙しの一日でした。
みんなが忙しくしているときに、写真を撮るのは気がひけたのですが、
一年に一度のパスクワ。お料理を隠し撮りしてみました。
と、いってもみんな気がついていましたが(^^);


f0090286_23356.jpg

アンティ・パスト・ミスト

真ん中の丸いのは、オンドリの首の部分の輪切りです。
中身は、内臓を挽いたものが詰められています。
先日、仕込んだ時に、そのお姿に恐れおののいたものです。

f0090286_249410.jpg

フリット・ミスト

手前が、クロスティーニ・ディ・フェーガト
鶏のレバーをヴィンサントで煮詰めたものをパンにのせます。
これは、本当においしくて、これを食べてここで研修することを決めたほどです。

左が、スフォルマート・ディ・ヴェルドゥーラ
ビエトラという、トスカーナ地方のお野菜を挽いて、ベシャメル、パルミジャーノと合わせ、
オーブン皿に敷き詰め焼いたものです。
黄色いものは、揚げたパレンタに、ポルチーニとプロシュートのソースをかけたもの
真ん中の丸いパイ生地の中には、ポロネギをいためたものが。

f0090286_3143662.jpg

プリモは3種類

パッパルデッラ・アル・チンギアーレ (イノシシのパスタ)
ポルチーニのリゾット
ほうれん草とリコッタのカンネッローニ

f0090286_231791.jpg

セコンドは、アロスト・ミスト
子羊、子豚、ウサギ、ハト

f0090286_2323522.jpg

そして、カルチョーフィのフリット。
春は、カルチョーフィがたくさん獲れるので、
ほぼ毎日、生、フリット、リゾットなどにしてまかないで食べています。

f0090286_2415951.jpg

ドルチェは、クロスタータ数種の盛り合わせ。
マルメラータ(写真のようにマーマレードをかけたもの)
ピノラータ(松の実のタルト)など。

いつものとおり、トスカーナの伝統食が強いお料理でした。
「パスクワには、子羊を食べる」と、いろんなブログなどで
勉強させて頂きましたが、その通りで、子羊はメニューに入っており、
従業員のみんなも、家で毎年、パスクワには、子羊を食べると言っていました。


「L'agnello di Dio che toglie i peccati dal mondo」
世界中の罪取り除く神の子羊よ、

この言葉は、パスクワに2日前に訪れた教会で何度も耳にしました。
どういうこと? と、頭にはハテナ・マークでいっぱい。

まかないのときに、ジジ(シェフの愛称)に尋ねてみました。


キリスト教の前身のユダヤ教では、罪を犯したときに子羊を神に捧げていました。
イエス・キリストは、人類を罪から救うために身代わりになったことから
神の子羊は、つまりイエス・キリストのことを指します。

ヴェネルディ・サント(聖金曜日)に
人類を救うために十字架に磔になり身代わりとなり身を捧げた
キリストが日曜日のパスクワに復活したことを祝い、
キリストのことを思うために子羊を食べるのだそうです。

「子羊は、イエス・キリストの肉なんだよ~」
と聞き、「えー!」と驚いてしまいました。

子羊のお味は。。はい、おいしいです♪
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-08 01:54 | トスカーナToscana

ヴェネルディ・サント

f0090286_8184979.jpg

今日は、キリストが十字架に貼り付けられ処刑され死んだ日で
ヴェネルディ・サント(聖金曜日)とされています。
そして、2日後にキリストが復活したとされる日が、復活祭。
イタリア語でパスクワ。英語でいうイースターです。

カステッリーナ・イン・キャンティでは、家から徒歩30秒の教会で
夜の9時から行事があるよ。とスタージュ先の方から教えてもらい、
キリスト教徒ではないけれど、行ってみることにしました。
教会につくと、トラットリアの家族や近所に住む従業員も来ていました。

何が行なわれるのか、さっぱりわからず、とりあえず教会に入り、
しばらくすると、司祭が、「みなさん外にでてください。」と、


ええ、なにもしていないのに終わったの?

と、思ったら、いつの間にか、2列の行列が出き

よく見ると先頭にはブラスバンド、
真ん中あたりには、司祭の声が聞こえる携帯スピーカー、
そして、マリアとキリスト像のおみこしを担ぐ若者。

合計300人くらいはいたのかしら。
スピーカーから聞こえる司祭の厳かな歌声に合わせて
みんなもうたい、町の中心をゆっくりとした足取りで歩き約1時間で一周しました。

教会に戻り、司祭のお話がほんの少しだけあり、
その後、教会で働くひとが、寄付をつのりにやってきます。
私は、ちょっとだけですが、袋にいれました。

そして、その後は、みんなが順番に教会の祭壇に行き、マリア、キリストの像に触れ、
十字を切って、最後に口に手をそっとかざし、祭壇を後にします。
そして、最後に教会を出るときに、振り返り、再度十時を切って、締めくくります。

それは、ほんとうに厳かで、写真をとることはできませんでした。

カルネヴァーレの後からは、肉を絶つことなっていて、
特に今日は、絶対に肉は食べないことになっているそうです。
そして、キリストが復活する日曜日。
子羊を食べることになっているそうです。

宗教的なことは、どうも分かりませんが、
町の行事に参加することで、少しだけキャンティに近づけた気分になりました。
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-06 08:16 | トスカーナToscana
スタージュが始まり、20日近く経ちました。
本当に、一日のうちほとんどの時間が仕事で
かなり憔悴し体調を崩しておりましたが、お休みをもらったら元気復活しました!
シエナのお友だちのみなさま、心配かけました。ありがとう。

メールなどくださっている方、どうもありがとうございます。
返信は、順次していきたいと思いますが
スタージュ中心の生活を送っており、PCに向かう時間は極わずかです。
返信ができない場合もございます。どうぞご理解頂ければ幸いです。

さーて、もう直ぐパスクワ♪♪今年は、4月8日。
キリストの復活を祝う、ナターレ(クリスマス)と同じくらい重要な日が
近づいております。

パスクワの日は、メニューを固定していて(ん?なんか日本語ヘン)
今日の営業前の時間は、パスクワのメニューの仕込みをしました。
約200人分の準備!!
と、いうことで、朝から大忙し!大騒ぎ!
戦争お祭りのような一日でした(^^);

私はパスタ類、スープ類などのプリモ担当なのですが
パスクワメニューの中の、カンネッローニを準備しました。
実は、プリモの中で、私の一番好きなモノ。
ラザニアのような板状のパスタにリコッタ、ほうれん草を詰め、丸め
ベシャメル、パルミジャーノをかけオーブンで焼いたものです。
おいしいです♪本当に。

セコンドの方は、すごくて、


f0090286_1074393.jpg

こーんな、子羊ちゃんが、数頭いたり、



f0090286_1094026.jpg


ウサギちゃんがいたり、


大なべの中には、アルミホイルで巻かれたものがあり


f0090286_10122628.jpg

出来上がりをみせてもらうと、


f0090286_10134047.jpg

なんと、オンドリ(gallo)の首の部分に詰め物をしたものでした。


f0090286_10143056.jpg

これは、先日、オンドリが届いたときの写真です。

日本でOLをしていた私には、いつもびっくりな食材の山の宝庫である厨房ですが
固定メニュー(やっぱり、日本語ヘンですね。フィックス・メニューとかいうのでしたか?
なんていうのでしたっけ?)の日曜日に向けての仕込みには、同じものが大量にあり
ただただ、すごいなあ、と、圧倒された朝でした。

最近、夜だけ仕事にくるイタリア人のおじさんいて、
いつも、いきなり近寄ってきて両手を握りしめ、さらに近寄り胸を何気なく触ってくる
おっちゃんがいるのですが、今日は一緒に仕事をして3・4回目。
今日は、「ちょっとー、触んないでくれるー!」と、大きな声で怒ってみました。
そしたら、効果絶大(笑)
割と、大変なことが多い研修ですが、イタリア人のようにはなれませんが
自分の意見や権利は主張していかなくちゃ、と思います。



帰り際、シェフの奥さんから、パスクワのプレゼントを頂きました。
f0090286_10192269.jpg
x
家に帰り、早速空けてみて、大きなチョコレートの卵を割ってみると


f0090286_10205590.jpg

中には、喋喋のブローチが入っていました。

パスクワはキリストの復活を祝うものですが、
春の訪れも祝うそうです。
最近、また寒い日が続いているのですが、
もうすぐパスクワ。あったかい春が待ち遠しいです♪♪
[PR]
by cucina_amalfitana | 2007-04-05 10:01 | トスカーナToscana