ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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<   2006年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

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(塩田の塩の山、マルサーラからトラパニに向かう途中に突如現れる)

マルサーラ(マルサラ)のホテルを出て、初めに見かけた、ワイン醸造所に車ではいりました。
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一人のおじさんが近づいてきて「見学?試飲?」と聞いてきたので、「見学」というと、おじさんがワイン醸造所を案内してくれました。

「こっちのタンクは20ナントカだよ。それで、こちらのタンクは15ナントカ。こちらは20ナントカ。写真をとってくれ。」

ナントカとは、おそらく何かの単位なのでしょうが、イタリア語が分かりませんでした。

そして、ビン詰めの段階にくると、作業員たちに指示を出し、写真を撮りやすいようにしてくれる。「さあさあ、写真をとってくれ。日本から写真を送ってほしい。」と頼まれます。

そして、見学の最後は試飲で、「さあささ、飲んでいっておくれー。」と何種類も試飲されてくれました。そして、おもむろに、ボトルを差し出し、押し売り?と思ったら、「写真を送ってくれ。」とおじさんは言い、なんと3本もワインをくれたのでした!!

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このおじさん、このIntorcia vini醸造所の社長アントニオさんだっのです。
醸造所情報
Intorcia vini
http://www.intorcia.it/


マルサラ酒を3本ももらいホクホク顔でマルサラを後にします。

そして、向かったのはトラパニ

マルサラからトラパニに向かう途中に、モツィア(Mozia)という塩田が広がる地帯が見えてきました。この暑く風の吹く気候が、海水を直ぐに干上がらせ、塩作りには最適とのこと。

海から塩田に海水が引かれます。

塩田の区域ごとに、塩分濃度が異なります。

完全、海水が干上がると、塩が集められ、塩の山が作られます。
この塩、かなり大粒の塩。

お味見すると、しょっぱーい!

それにしても暑い。
人間も水分補給をしないと、直ぐに脱水症状に陥ると思います。

トラパニに到着。トラパニに南西シチリアで一番大きなの町で、北アフリカのチュニジアとフェリーで結ばれているため、アラブ系の文化も入ってきています。

そして、ここでのお目当ては、
トラパニ風クスクス(Cuscus alla trapanese)

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おいしそうなお店を見つけて、入ろうとすると開店はまだ。
南イタリアでの、レストランの開店時間は、平均13:30。
後、1時間。この暑さの中、外にいることは到底無理。
30分も歩いたら熱射病で倒れるはず!

カフェも開いておらず、とりあえず近くにあった、アラブ系のお店に緊急避難。
ちょっとしたものを食べてます。

そして、お目当てのレストランに向かい。トラパニ風クスクスを注文。

あれ?チュニジアのクスクスと全然違う!
チュニジアでは10日間過ごしたことがあり、
毎日いろんな場所で食べていて味を知っているのですが、全くの別物です。

どちらが、おいしいって?それはトラパニ風です。
トラパニ風は魚のだしを使って作られていて塩味も絶妙。

一方、本場チュニジアのクスクスはトマトベースのことが多く、
塩の使い方があまり上手ではなく、香辛料がきつすぎて
洗練されていない味です。
シチリアよりさらに暑い国なので香辛料がきついのは
チュニジアには合っているとこだとは思います。

実はチュニジア、かなりシチリアと使われる食材が似ています。
トマト、ナス、オリーブオイル、ウリ科の植物など。

チュニジアから目と鼻の先シチリアに渡るだけで、
これだけ美味しくなることに驚きました。
イタリア人の舌の確かさには、改めて尊敬します。

シチリアは、イタリアの中でも一番経済状況が悪い州で
地理上、北アフリアに近いこともあり似た雰囲気を持っていますが、
やはり、アフリア大陸とヨーロッパでは、ずいぶん違うものだと感じました。

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食事の後は、水着に着替えトラパニのビーチに行ってみることにしました。
浅いところは、海水の表面に塩が張っていたりして、あたかも塩田のようでした!
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by cucina_amalfitana | 2006-07-14 02:31 | シチリアSicilia
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(シチリア・アグリジェントのコンコルディア神殿)


この日も、とっても暑い一日でした。
あとから聞くところによると、この一週間は異常な暑さだったとか(><);

アグリジェントの遺跡は、ギリシャ神殿がたくさん並んでいます。
なかでも保存状態がもっともいいとされている上の神殿は巨大!

今、住んでいるサレルノの直ぐ近くのパエストゥム(ペストゥム)ココという町にも素晴らしいギリシャ神殿が2つあります。サレルノの人たちは、パエストゥムの方がアグリジェントより美しい、と皆言っています。確かに、パエストゥムは神殿2つとも保存状態がよく感激しました。が、アグリジェントの遺跡は、なんせ神殿の数がすごい!5個も丘の上にあり、存在感抜群!遺跡からは海も遠くに見ることができ、しかも、眼下には美しい畑♪

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アグリジェントは上質なアーモンドの生産地であり、遺跡内にもアーモンドの木がたくさんあります♪


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さっそく、木の中に入り、見上げるとたくさんのアーモンドの実がついています。
実はふわふわした毛に覆われています。


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そして、木の下の足元には、アーモンドの実が落ちています。
このころには、実はカラカラに。



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それを石で割ってみたりして。。。←古代ギリシャ人か!?原始的でごめんなさい(^^);




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ランチは、アグリジェントの町一番の繁華街とガイドブックには載っていたアテネア通り(Via Atenea)で食べました。

アンティパストは、好きなものを自由に選ぶことができ、タコのトマト煮、カルチョーフィ、アスパラガス、カポナータを食べました。どれもお野菜が甘い♪


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シチリア風ペンネ(Penne alla Siciliana ペンネ・アラ・シチリアーナ)

シチリア風とは、ナスが入ったものを指します。シチリアはナスがたくさんとれるので。



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カジキマグロにアーモンドを添えて

粗く挽いたアグリジェント産アーモンドがたっぷり添えられています。
7月11日に港町シラクーサで食べたカジキマグロとは、ずいぶん違う調理法です。



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昨日ノート(Noto)で食べた骨付き豚のおいしさに驚き、今日も豚さんを食べちゃいました。
やっぱり、いいお味♪このあたりで、この料理はなんと呼ばれているのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら教えていただけるとうれしいです♪


お腹もいっぱいになり、マルサラ酒で有名なマルサーラに向かうべく、車のたびを続けるのでした。
そして、アグリジェントからマルサラの間、まったくなーーーんにもありません
家も、人も。あるのはオリーブの木のみ。ひたすら畑が何時間も続きます。

途中、シャッカという町に立ち寄りました。この町は温泉があるとのこと。
もう、ここからはチュニジアが目と鼻の先
人々の顔もイタリア人というよりは、アラブ系の顔に近くエキゾティック♪
しかも、女性をあまり見かけず、カフェには男性のみがいっぱい。

この風習、2年前に訪れたチュニジアのカフェ文化(男性のみがカフェで情報交換し、女性は家で家事)に、とっても似ていると思いました。

夕方やっと、マルサーラ(Marsala)に到着。
砂ぼこりが多く、サハラ砂漠から砂が運ばれてきているのかな?

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海に沈む夕日を夫婦で見ました(* *)

地球の歩き方に載っているホテル、ガーデンに宿泊。


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夜のおやつを近くのお惣菜やさんで、アランチーニ(ライスコロッケ)を買いホテルで食べました。ホテルは、ガーデンという名前のとおり庭があり、そのため、夜は蚊との格闘。30匹くらいはいたかも。

Hotel Garden
Via Gambini Francesco 36
Tel: 0923 982320
英語不可
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by cucina_amalfitana | 2006-07-13 05:32 | シチリアSicilia
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シラクーサ・オルティッジャ島の市場のカジキマグロ(Pesce spada ペッシェスパーダ)剣のように伸びる上あごから、ペッシェ(魚)スパーダ(剣)と呼ばれる。


この日は、シチリア周遊旅行の中で一番長い距離を移動し、気候も厳しいタフな一日でした。


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朝は、宿泊先のB&BDianaからもらった朝食券を持って、Bar il Duomoへ、このBarはGambero Rossoの"Bar d'Italia"にも選ばれているようでした。
リコッタチーズの入ったパンとカプチーノの朝食です。



その後、シラクーサ・オルティッジャ島の朝市へ。
この市場には売り子さんたちは、とっても威勢が良くにぎやか。
ワールドカップイタリア優勝の余韻がまだ残っていて、「ボーボ ボッボボ、ボーボー」と謳っている人たちもいっぱいいました。

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ナス(melanzane メランザーネ)を真剣な表情で選ぶ、おばあちゃま。

熱い大地シチリアでは、ナスもピーマン(Peperone ペペローネ)も大きい。

ちなみに、イタリアに初めてナスが持ち込まれたのは、10世紀のシチリア。
今でも、30%がシチリアで生産されていて、その美味しさは格別。
料理名で「シチリア風(alla Siciliana)」といえば、ナスが入ったものを指します。

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そして、かぼちゃ(zucca ズッカ)もビッグ!
右のお花は、かぼちゃの花です。

かぼちゃの花は、中にひき肉や、モッツァレッラを入れて揚げたり、パスタやリゾットに入れたりして食します。

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そして、左の巨大な緑の棒はなんでしょうか?


答えは、ズッキーニ(zucchini)です!
となりのレモンと比べるといかに大きいかがわかりますね~。

ちなみに、かぼちゃもズッキーニもウリ科。なかまだったのですね~。
ズッキーニの花も食されます。

市場でメロン、葡萄を買って楽しんだあと、500メートルくらい離れた駐車場へ。

ところがギラギラした太陽の下、恐らく45度は軽く越えていると思われる日なた。
日なたを30秒以上歩くこうとしても、無理です。人間は。
大変だなあ、シチリアの人たち。
ということで、たまに日陰があると、そこで涼んで少しずつ歩みます。

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途中飲んだ、レモンとアーモンドのグラニータ
この暑さの中で飲むグラニータは格別です。
特にレモンは身体に染み渡り元気をくれます。


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ひたすら主人は車を走らせ、私は助手席で寝て、ノート(Noto)という町に到着しました。
この町は、バロック様式の建物が美しい、丘の上の町でした。
小さい町ながら、イギリス人と思われる旅行者の姿も見られ、意外と観光地のようです。

町の中心ドーモの脇に、「ツーリストメニュ8ユーロ」という文字を見つけ、暑さで食欲も減退していたので、たまには経済的な食事をしてみました。
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プリモはスパゲッティ・アル・ポモドーロ
そしてセコンドは、骨付きの豚肉、レモンを食べていただきます。
このお肉がとってもジューシー♪で旨みもありとってもおいしいのです。

トラットリア情報
Trattoria San Martino di Iacono Maria
Vico Salonia, 29
96017 Noto(SR)
シェフはお父さんとお母さん、娘2人がお店に立ちます。
B&Bも経営




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さあ、ノートを後にし、次はモディカに向かいます。
ところが、雷が鳴り、激しいが一気に降り始め、道路は水でいっぱい。
イスピカという町での出来事です。



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崖からは、水があふれて出し、石が落ちていました。
がけ崩れに巻き込まれたりするんじゃないかと、心配になり怖かったです。


雨は止んだのですが、雷は私たちについてきながら、山の中の町モディカ(Modica)にはいりました。

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そして、目に入った光景に強い衝撃を受けました。

低い場所は新市街町、ところが写真奥に見える上の町は明らかに古い建物がびっしりと重なっています。このように独特な町の風景は、初めてみました。
モディカチョコレートで有名な町のようなので、一件のチョコレート屋さんいはいりました。


モディカをあとにし、ひたすらシチリア島南側を西に進んでいきます。
町の中心地に入ると集落があるのですが、ちょっとはなれると、本当に家一軒もない大地。

ひたすら何も無い大地を走っていて、たまに小さな町があります。

コミソ→ヴィットリア(一休憩)→ジェラ→アグリジェントへの道は、高速ではなく、普通の道で、しかも地図では分からないほど、グネグネ道。
アグリジェントにつくころには、疲れきっていました。

このルートを車で一日で行くことは、ぜったいにやめましょう(^^);
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by cucina_amalfitana | 2006-07-12 03:59 | シチリアSicilia
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タオルミーナのギリシャ劇場(Teatro Greco)は、タオルミーナ市街地の一番の観光ポイントということもあり、大多くの観光客がきていて、ツアー客までいました。ギリシャ劇場からは、隣町ジャルディーニ・ナクソス(Giardini Naxos)の港町が美しく見えます。


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(タオルミーナの町はにぎやか)

町の中をそぞろ歩き、タオルミーナの町のさらに上の中世の町カステルモーラ(Castelmola)へレンタカーでいきました。
タオルミーナは華やかなリゾート地であるのに反して、カステルモーラの町に続く道は草が枯れていて、シチリアが暑く乾燥した大地である、ということを思い出させます。



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カステルモーラのは1時間ほどで町を回ることができます。
この町は、アーモンド栽培が盛んで、アーモンドのワインが特産品です。
Barでも、お土産さんでも試飲しました。おいしかったあ。

タオルミーナをあとにし、隣町ジャルディーニ・ナクソス(Giardini Naxos)に行きました。この町は、紀元前735年にギリシャ人が植民地とした町で、現在は地元イタリア人向けのビーチとなっています。

ジャルディーニ・ナクソスは町の中心の通りは道が細く車を止めることができず、郊外まで行きランチのためレストランに入りました。



f0090286_4275421.jpg小エビのカクテル


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魚介のリゾット


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ノルマ風スパゲッティ

どれも味は、ごく普通、いえ普通以下でした。。



午後4時くらいにシラクーサ(Siracusa)の町に到着すると、人通りもほとんどありません。車を一時的にとめた場所も、少し薄暗く、落書きがあったり、ゴミがあったり貧しい印象を受けました。「人がいなく、活気のないナポリ」といったところでしょうか。かなりさびれていました。

観光案内所にいくと、シラクーサ旧市街のあるオルティッジャ島(Isola Ortigia)にもいくといい、と勧められ島に向かいました。オルティッジャ島に入ると、観光客の姿もチラホラ。少し安心してこの島に泊まる場所を探すことにしました。車を駐車場にとめて、町の中心地までやってきました。


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アルキメデ広場のBar Dianaのテラスでアーモンドと桑の実のグラニータ
挽きたての粒と思われるしっかりとした味の残る、過去最高に美味しいグラニータでした!

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(アイラクーサ、オルティッジャ島、アルキメデ広場の噴水)




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そして、このBar Dianaの上のB&B Dianaの部屋を見せてもらうと、シチリアの人と思えないほどキレイで上品なお姉さんが管理しているとっても明るく素敵なお部屋で、値段も60ユーロということもあり直ぐに決めました。ここは本当におススメします。

サレルノ留学中のおともだちゆうこさんから、シラクーサでは「ウニのパスタ」が食べられると聞いていたので、夜はウニのパスタが食べられるお店!と決めていました。

町をそぞろ歩いていると、一軒のなんともおいしそうな顔のトラットリアをみつけました。
中に入り、カメリエーレにウニのパスタがあることを確認し、このお店へ。



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ウニのスパゲッティ

このスパゲッティは、美味しすぎる!
ウニがたっぷり使われていて、潮の香りがしっかりしています。



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カジキマグロ(Pesce Spada)

オリーブオイルたっぷりの中に泳ぐカジキマグロ。
ケッパー、タマネギ、ミントが添えられています。
カメリエーレおススメの一品。



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マグロのトマト煮(Tonno)


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アーモンドの自家製ジェラート(gelato di mandorle)

Un litro、つまり1リットルという名前のなんとも色気のないワインをガブ飲みしたため、帰り道は千鳥足。おいしいものを食べ、シラクーサ、いえオルティッジャ島のとりこになりました。


Trattoria情報
「Trattoria E'ncuentro」

場所:Piazza ArchimedeからVia Maestoranzaを歩き約3分、左側。
夏の間2ヶ月間のみ営業。
味は家庭的、美味。
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by cucina_amalfitana | 2006-07-11 04:25 | シチリアSicilia
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(写真:タオルミーナ、イソラベッラ)

エオリエ諸島のリパリ島で2泊したあと、メッシーナまでフェリーで戻り、予約していたEuropecarでレンタカーを借りました。
さあ、昨日までのエオリオ(エオリエ)諸島での旅を終え、これから車でのシチリア島周遊が始まります!次の目的地はタオルミーナ(Taormina)

メッシーナから高速道路を走っていると、気温がグングンと上がってくるのが分かります。
高速道路のサービスエリアのレストラン「AUTOGRILL」でランチをとるために、車をおりると、熱帯地方に降り立ったような錯覚に陥るほどの暑さ!レストランはバイキング形式で好きなものをとり、会計を済ませ、好きな席に座ります。なかなかの込み具合。さすがイタリア人たち、高速のレストランでも、ランチはたくさーん、注文します。

わたしが食べたのは、


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(左)牛肉のボッコンチーニ(Il Bocconcini)
ボッコンチーニとはイタリア語で「一口大の」という意味です。
このお料理は一口大に切った牛肉を、セロリ、ニンジン、インゲン豆などを赤ワインでじっくりと煮込んだものです。お肉も感動的なやわらか。高速道路でこんなおいしいものにありつけるなんて意外でした。

(右)ノルマ風スパゲッティ(Penne alla Norma)
このパスタは、トマトとナスのパスタでどちらもシチリアでよく取られるとっても美味しいお野菜なので、もちろん美味。南イタリアでは、よーく食べられます。私の大好物のひとつ。
ちなみに、ノルマ風という名前は、シチリア第二の都市カターニャ(Catania)出身のオペラ作曲家ベッリーニ(Bellini)の作品「ノルマ(Norma)」からつけられたそうです。

(上)フルーツ
イタリアでは、食後のデザートはお菓子(ドルチェ)の代わりにフルーツを良く食べます。
この時期美味しい、パイナップル、メロンをたっぷり頂きました。特にこの暑い時期は、フルーツをしっかりとりビタミンC補給するように、イタリア国営テレビRAI UNOでもしきりに放送していました。



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さあ、タオルミーナに到着。タオルミーナにはホテルがたくさん立ち並び観光地にやってきた!という実感が湧きました。映画「ブランブルー」の舞台にもなっている、タオルミーナ沖に浮かぶ小さな島イソラ・ベッラ(Isola bella、イタリア語で「美しい島」の意味)に行きました。遠浅の海で、透明な水。(一番上の写真)
しばらく海で遊び、今度は来るまでタオルミーナの町の中心がある高台に登っていきます。途中、映画グランブルーで有名なホテル「カポ・タオルミーナ」をはじめ、5つ星ホテルがたくさん並んでいるのを横目に通り過ぎ、「B&B駐車場つき」という看板を見つけ、車の窓を開け見ていたら、B&Bの主人らしき夫婦が近寄ってきて、車越しに交渉。イタリア人化している自分にちょっとびっくりしつつ、中を見せてもらい決めました。テラスの横をロープウェーが通り過ぎ、海も見え、部屋もきれいでした。(上の写真)

このB&Bのおじさんは、ダイニングで説明をしながらテレビを気にして見ています。
「あと5分で、サッカーイタリア代表がドイツ(ワールドカップ)から帰国するんだよ。」と中継画面に釘付け。イタリアが優勝したことへの嬉しさを隠せない様子で、その後も一緒にテレビを一緒にみました。

B&B情報

「Sight Sea」
住所: Via Guardiola Vecchia 2
98039 Taormina
電話: (+39) 0942 628092 - 349/3764096
Fax: (+39) 0942 628092
E-mail: info@taorminajonica.it
Star Rating: 2



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ディナーを食べたレストランからは、タオルミーナの隣町ジャルディーニ・ナクソスの港と、その向こうにはエトナ山を望む絶景ポイントのレストラン。夕日が沈む様子を眺めながらのロマンティックな夜でした。



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イワシのスパゲッティ(Spagetthi con le sarde)

これはぜひシチリアに訪れたら食べたいと思っていた一品で、シチリア独特のパスタです。
イワシがレーズン、松の実、そしてたっぷりのフィノッキオ(仏語:フェンネル)というハーブで煮込まれた独特な味はくせになりそう。でもシチリアでしかたべられないスパゲッティなのです!



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海の幸のスパゲッティ(Spagetthi ai frutti di mare)

ムール貝、アサリがたっぷり入った、海の味のするおいしいパスタです。



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豚肉のグリル(Carne alla griglia)

肉が食べたいという、だんなさんの希望で。
レモンを絞って食べます。レモンで食べるのがシチリアを含む南イタリア流です。



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お腹もいっぱいになり、町をそぞろ歩き。この町では、英語がよく聞こえてきます。そして日本人もちらほら見かけます。ワールドカップ・イタリア優勝の翌日ということもあり、イタリア国旗が掲げられています。



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そして、町の中の八百屋さんでおいしそうに並べられた果物、ではなく、これはシチリア名産のお菓子、フルッタ・マルトラーナ(frutta martorana)。12世紀にパレルモのマルトラーナ修道院で、冬にお客様を迎えるために考えられたという由来の菓子で、ぜーんぶアーモンドでできたマジパンだそうです。お味は、もちろん劇甘。一個食べればかなり満足。日本の和菓子と同じですね。



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こちらは、トローネ(Torone)というお菓子。
こちらもシチリア名産のアーモンド・パウダーに蜂蜜を練りこんだヌガーに、ピスタチオをいれて固めたお菓子。今日はおなかいっぱい過ぎて、味見は断念。シチリア滞在中に一度は食べよう、と心に決め、宿泊先に戻りました。
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by cucina_amalfitana | 2006-07-10 02:53 | シチリアSicilia
今日は観光船で宿泊先のリパリ島(Lipari)周辺とヴルカーノ島(Vulcano)を観光船で遊びに行くことにしました。

f0090286_1275553.jpg小さなボートで乗客は約8人。曇り空のリパリの港を出発しました。リパリ島の周りは、岩がゴツゴツとしていて草木が少しだけ生えていました。雲間から太陽が顔を出すと、海の色がエメラルドからアクアマリンに変わり透明度が増してきましす。

海の上で船を止めて、みんな海水浴。私も海に入るとチクッ。クラゲにやられました。船に戻って薬をぬってもらいました。海の中をみると、小さいクラゲが結構いるではないですか。

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リパリ島での海水浴のあとは、ヴルカーノ島に向かいます。ヴルカーノ島は黒く、ヴルカーノ(Vuldcano)という名前どおり、火山島。煙がモクモクでていました。この島でのお楽しみは、なんといっても友達から教えてもらった、泥温泉(Pozza dei fanghi)。

ヴルカーノ島に到着し、泥温泉めざし島を進んでいくと、ゆで玉子の腐った臭いの硫黄臭がしてきます。徒歩20分ほどで海沿いにある泥温泉に到着。入り口で入場料の支払いを済ませると係員に「目を水につけないで。」と言われました。ちょっと危険な温泉?

入り口から中に入ると、自然な黄色の硫黄が混ざった土の中に、泥がいっぱいの空間になっていて、泥を顔や体にいっぱい塗りつけて、楽しんでる入浴客がいっぱいいました。

温泉の脇で洋服を脱ぎ、水着で温泉に入ります。温泉は、かなり粘度が高くドロドロしています。そして、腰を下ろすと、アツイ!地面には温泉の吹き出し口があって、そこから出ている温泉はかなりの高温。アチチアチチと言いながら温泉の中をずんずん進んでいきます。泥の温泉が肌の上をシュワシュワと音を立てている感覚がします。そして、10分ほど入浴を楽しんだ後、係員に言われたように、泥を体から手で落とし、隣の海にはいりました。その海も少し硫黄の香りがして、場所によっては、かなり泥があるポイントもありました。

その後、気温はグングンあがり、歩くのがつらくなるほど日差しも強く、体力を消耗するのを防ぐため、ゆっくり歩きます。この暑さが「シチリアなのか」。

f0090286_129029.jpgBarでかるくご飯をたべ、今度はビーチに向かいます。暑すぎてもう全く歩けない。折角なので、ビーチにでも行こう!と、帰りの船のでる港近くのビーチに行きました。砂の色は、真っ黒。後ろには、火山。という不思議な光景のビーチで、パラソルとサンベッドを借り、お昼ね。本当に寝ました。2時間ぐらい。そして、夜のワールドカップ決勝に向けて、宿泊先のリパリ島に戻りました。




f0090286_1291843.jpgリパリ島に戻り、丘の上のお城を見に行くと、リパリ島の素晴らしい海を眺めることができました。その美しさはカプリ島のようでした。

今夜はワールドカップ決勝イタリア対フランス。試合が始まるまでに、宿泊先のB&Bのキッチンでパスタを作りたべ、いざ町に繰り出します。リパリ島のメインストリートのヴィットリオ・エマヌエーレ通りの真ん中に、大きなテレビが置かれていて、すでにたくさんの人が集まっていました。ジェラートを食べながら観戦していますが、なかなか点が入りません。そして、延長戦で、フランスのジダンがま頭突きをイタリアのマテラッツィにした瞬間、全員総立ち、ブーイング。そして、PK戦でイタリアが優勝を決めた瞬間、みんな飛び跳ね抱き合います。私もなぜか近くの若者たちと抱き合って喜びました。紙吹雪が舞い、みんな大喜び。


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そして、優勝後30分ほどすると、どこからともなく、車が町に集まってきて、勝手に優勝パレード。ひたすら車のクラクションを鳴らし続け、町中大騒ぎ。イタリア滞在中にイタリアが優勝するといいなあ、と思っていて本当に優勝することができ、わたしもうれしかった、心から。優勝に酔いしれながら眠りにつきました。



B&B
「Maria」
Via Vico Salina
Tel: 090-9812784

感想:リパリ島の港に着いたとき、マリアさんに声を掛けられて、部屋を見に行って気まました。1泊50ユーロ。キッチンがつき、コーヒーや調味料、などもそろい便利でした。
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by cucina_amalfitana | 2006-07-09 01:26 | シチリアSicilia
昨夜イタリアに到着しただんなさんと、一週間でシチリアをぐるっと一周してきます。

初めに訪れるのは、シチリアの北東約30キロの位置するエオーリエ諸島(エオリオ諸島)。7つの島で構成されています。

サレルノ駅から国鉄でひたすら南に下りイタリア本土のつま先部分のVilla San Giovanni駅に着くと、車両が3分割され電車ごとフェリーに乗って海を渡り、シチリアの玄関口メッシーナ駅まで行きます。メッシーナ駅で再度電車が連結され、隣のミラッツォ駅まで行き、ミラッツォ港からフェリーに乗りエオーリオ諸島の一番大きな島リパリ島に向かいました。


電車で乗り合わせたドイツ人ご夫妻は、30年間毎年シチリアでバカンスを過ごしているそうで、20年前のイタリアの電車は2時間遅れだと、「今回はそれ程大きな遅れじゃないねえ。」なんて言っていたそう。恐るべしイタリアの鉄道。

そして、夜はご夫妻に教えてもらったリパリ島の美味しいレストランに行くことにしました。場所は、リパリ島のお城の入り口のすぐ近く。



アンティパスト
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メッシーナ風インボルティーニ
(Involtini alla messinese)


干しダラで梨が包まれていました。オレンジの皮が添えられていて爽やかな香り♪



プリモ
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カラマリとイカ墨のリゾット
(Risotto nero con calamaretti)


上に、鯛のオイル漬けを添えて食べます。
いままで食べたイカ墨リゾットの中で一番の美味しさでした。



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自家製トレッチーネ
(Treccine fatte in casa)




セコンド
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カジキマグロのグリル
(Trancio di pesce spada alla griglia)



ドルチェ

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最後は、こちらの名物のゴマのついたアーモンドのクッキーと、エオーリエ諸島のひとつサリーナ島のデザートワイン、MALVASIA DI LIPARI(マルヴァシア・ディ・リパリ)

そして、自家製トレッチーニを食べるとついてくるお土産のお皿ももらいました。
どうやら、「Buon Ricordo協会」という団体に加盟しているリストランテでBuon Ricordoというメニューを注文するとついてくるお皿だそうです。

そして、このかわいいお皿を製作しているのは、サレルノから直ぐ近くのVietri sul mareの工房で、お皿の裏側にはしっかり、「Vietri」と書かれています。

「Ristorante Filippino」
Piazza Municipio
98055 Lipari(ME)
Tel: 090-9811002
Fax: 090-9812878
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by cucina_amalfitana | 2006-07-08 23:03 | シチリアSicilia
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今日は、学校を11時で切りあげ、マルティーナとアシェア(Ascea)に行ってきました。
学校の近くでパニーニを買い、サレルノ駅11:42の電車に乗ると、大きなカバンを持った人で大混雑していました。約1時間半で駅につき、駅のベンチでパニーニを食べ、ビーチに向かいました。

ビーチには、個人のパラソルがいっぱい立っていました。私たちの到着は13:30だったので人は全くいませんでした。アシェアは、イタリア人のための別荘地なので、今頃、みんな自分たちの家でランチを食べている頃なのでしょう。3時半くらいから、どんどん人がやってきました。



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サレルノに帰り、今日は夜9時からのワールドカップ観戦。今日は準決勝。イタリア対ドイツ。私は、同じアパートに住む4人の生徒たちと、Via Romaという繁華街に行き、大型スクリーンのあるBar「Masca」に行きました。30分前に到着し、席を確保。同じ学校の生徒もいっぱい集まっていました。ドイツ人の友達が隣にいて彼女は密やかにドイツの応援をしていました。

しばらく0対0が続き、延長戦に。延長戦にてゴールを決めるとすごいどよめき。さらに1点追加。結局、2対0でイタリアの勝利。
しばらくすると、多くの人が集まってきて、街は大騒ぎに。国旗を振りかざすひとで街はあふれかえりました。
「Chi ha saltato il Germania!!!」(←ともだちとの推測)
日本語にすると、「誰がドイツを下したのか(たぶん)」という歌をうたい続けてる人々。


7月17日更新
s.isaiaさまからのありがた~い情報により、正しい掛け声が判りました。
Hey! Hey! Chi non salta è tedesco Hey Hey!ジャンプしない奴はドイツ人だぞ!ってやつです。ドイツ人と思われたくないからみんな跳ねるんです。
s.isaiaさま、どうもありがとうございます♪



ドイツの葬儀の告知状を持っているひと。

車の助手席の窓に腰をかけ国旗を振りかざすひと。

車のボンネットに載って、国旗を振りかざすひと。

クラクションをとりあえず、ならし続け、ものすごい騒音。

それは、それはすごい騒ぎでした。どんどん車、バイクが集まってきました。暴走族なみ?
サレルノという小さな町でこの騒ぎだったので、ローマ、ミラノはもっとすごいことになっているのでしょう。今週日曜日は、決勝。どうなることやら。たのしみです。次は夫が遊びにきて、シチリアにいる予定です。
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by cucina_amalfitana | 2006-07-04 00:31 | カンパーニャCampania