日本人とイタリア人の違い
2008年 12月 14日
イタリアが得意とする分野といえばデザイン。
普通のイタリア人の同僚が何気なく作る広告や案内状のデザインは、
私では絶対に出来ないものです。
なぜかオシャレです。
理論整然としているのを好む私には、
一番大切な情報が小さく書かれていたりして、判りづらいな~、と思って
もうちょっとこの部分の文字を大きくしよう、と提案すると、
イタリア人達からブーイング。
日本語、特に漢字が大きいとダサイよ!
と。
日本語がダサイですって!!
ダサイとかいう問題じゃなくて、これだと絶対に判りづらいと思うよー。
多分日本人は分からないと思うよ。
と、いってみたりしてます。
でもイタリアに住んでいたときのことを思いだしてみると、確かに、どんなお店も遠くからでもすぐ分かるような看板やネオン表示はなく、入口に来てやっと何のお店か分かる。しかも値札はやけにちっちゃい。
もし、これを判り安く表示したら、超合理的なファーストフード店と一緒になってしまう。
イタリアの良さが消えて、日本化したらイタリアの良さが消えてしまうことになる。
でも、やっぱりオシャレだけれど判りづらい。
と、
今日もイタリアと日本の狭間で頑張ってます。