肉祭り
2007年 05月 11日
わたしのなかでいま、「肉祭り」なのです。
ここ、カステッリーナ・イン・キャンティでの
レストラン研修を始めて1ヶ月半が経ちました。
日本でコックの仕事をしていた男性にとっても厳しく
仕事量が多いと噂だったここのトラットリア・ラ・トッレ
実際に勤務時間が長く、100席ほどの大きいレストランで作る量が多い
つまり、鍋などが重い、食材が地下にあって持ち運びが大変。
仕事中は、ワーワーワー。と、祭りのような賑やかさ(^^)
と、一日中ジムで運動しているような環境でございまして
1ヶ月で、あっというまに両腕が筋肉でムキムキになりました。
しかっり汗はかいているのに、体重は減るどころか、
増えてしまいました。
営業中、プリモ(パスタ、スープ等)とセコンド(肉)は、
忙しい波がずれて来るので、私が担当するプリモの落ち着いているときは、
セコンドを手伝うようにしていました。
すると、いいこともあるようで、
今までプリモ担当だったのが、
忙しいセコンド担当のイタリア人3人の
お手伝いもさせて頂く事になりました。
と、いうことで
こちらは、スーシェフ・ミレッラが抱く子豚ちゃん(Maialino)。
生後3ヶ月くらいだそうです。
↑
つややかな白いお肌、小さなお鼻、おひげ、舌がそのまま残っています。
香草をお腹にたっぷりつめて、おいしいオリーブオイルをかけ
オーブンでこんがり焼きます。
が、私は毎日、子豚ちゃんの表情チェックしています。
目が閉じて苦しそうな顔だったり、びっくりした顔していたり、安らかな表情だったり・・・
これより、もっともっと小さな子豚ちゃんのときもあります。
そういうときは、本当にかわいそうな気持ちになってしまいます。
そして、こーんな、子鳩ちゃん(Picchincino)たちを焼いてしまっています。
かわいそうななので、写真にボカシをいれてみました。
そんな、お肉たちに囲まれた、祭りのような賑やかな厨房は毎日「肉祭り」でございます(^^)
完成品は、すぐにお客様のところに運ばれるので、
私の手元に写真はございませんが、特に子豚はおいしいのです。
残酷なことですが。。。
シエナからお友だちが食べにくださいました
Nちゃん、Mちゃん。Yくん、Yちゃん。そして、Wさん、Sさん。
どうありがとうございます。
シエナになかなか帰っておりませんが、
シエナはそこにいるお友達も含めて、安らぎをくれる町です。
来週1週間は、マリート(夫)がナポリに出張にやってくるので
ひさびさのナポリ、サレルノに行ってきまーす♪♪
別居生活にも慣れましたが、
3ヶ月ぶりにマリートと会えるのはやっぱり楽しみです☆