ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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パスクワの料理 厨房より

パスクワは、全席予約で満席で、朝から大忙しの一日でした。
みんなが忙しくしているときに、写真を撮るのは気がひけたのですが、
一年に一度のパスクワ。お料理を隠し撮りしてみました。
と、いってもみんな気がついていましたが(^^);


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アンティ・パスト・ミスト

真ん中の丸いのは、オンドリの首の部分の輪切りです。
中身は、内臓を挽いたものが詰められています。
先日、仕込んだ時に、そのお姿に恐れおののいたものです。

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フリット・ミスト

手前が、クロスティーニ・ディ・フェーガト
鶏のレバーをヴィンサントで煮詰めたものをパンにのせます。
これは、本当においしくて、これを食べてここで研修することを決めたほどです。

左が、スフォルマート・ディ・ヴェルドゥーラ
ビエトラという、トスカーナ地方のお野菜を挽いて、ベシャメル、パルミジャーノと合わせ、
オーブン皿に敷き詰め焼いたものです。
黄色いものは、揚げたパレンタに、ポルチーニとプロシュートのソースをかけたもの
真ん中の丸いパイ生地の中には、ポロネギをいためたものが。

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プリモは3種類

パッパルデッラ・アル・チンギアーレ (イノシシのパスタ)
ポルチーニのリゾット
ほうれん草とリコッタのカンネッローニ

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セコンドは、アロスト・ミスト
子羊、子豚、ウサギ、ハト

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そして、カルチョーフィのフリット。
春は、カルチョーフィがたくさん獲れるので、
ほぼ毎日、生、フリット、リゾットなどにしてまかないで食べています。

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ドルチェは、クロスタータ数種の盛り合わせ。
マルメラータ(写真のようにマーマレードをかけたもの)
ピノラータ(松の実のタルト)など。

いつものとおり、トスカーナの伝統食が強いお料理でした。
「パスクワには、子羊を食べる」と、いろんなブログなどで
勉強させて頂きましたが、その通りで、子羊はメニューに入っており、
従業員のみんなも、家で毎年、パスクワには、子羊を食べると言っていました。


「L'agnello di Dio che toglie i peccati dal mondo」
世界中の罪取り除く神の子羊よ、

この言葉は、パスクワに2日前に訪れた教会で何度も耳にしました。
どういうこと? と、頭にはハテナ・マークでいっぱい。

まかないのときに、ジジ(シェフの愛称)に尋ねてみました。


キリスト教の前身のユダヤ教では、罪を犯したときに子羊を神に捧げていました。
イエス・キリストは、人類を罪から救うために身代わりになったことから
神の子羊は、つまりイエス・キリストのことを指します。

ヴェネルディ・サント(聖金曜日)に
人類を救うために十字架に磔になり身代わりとなり身を捧げた
キリストが日曜日のパスクワに復活したことを祝い、
キリストのことを思うために子羊を食べるのだそうです。

「子羊は、イエス・キリストの肉なんだよ~」
と聞き、「えー!」と驚いてしまいました。

子羊のお味は。。はい、おいしいです♪
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by cucina_amalfitana | 2007-04-08 01:54 | トスカーナToscana