ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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アオスタ マイナス2度です。

チーズの塔(Torre dei formaggi)
むかーしむかし、あるお金持ちが この塔で チーズを作っていたとさ。
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今日は、アオスタ2日目。寒い!!ブルブル。
天気予報を見たら、最低気温マイナス2度!でも天気は良好♪

今日も町をお散歩。
と、イタリア人警察官と日本人カップルの観光客が道端で談笑。
その警察官ジョバンニさんに手招きされて、話に加わります。

ジョバンニさんは愛する奥さんと同じ、日本人である私たちに親切にしたいと、
思ったのでしょうか。2人のなり染め、ヴァッレダオスタ州に住む日本人のお話、
イタリアの文化について、いろいろお話してくれました。

食料品店「La Bottegaccia」Via St. Anselmo, 90
に連れて行ってくれました。

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左:ジョバンニさん 右:エンツォさん

食料品店「La Bottegaccia」のエンツォさんは、私たちに一生懸命に
アオスタの食料品について説明してくれました。




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アオスタ渓谷産ラルド・ダルナード(Valle d'Aosta Lard d'Arnad)
豚肉の背脂をローズマリーなどのハーブに漬けたもの。
つまり、香りをつけたラードです。
PDO(原産地名称保護)認定を受けています。



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モチェッタ・ディ・ボヴィーナ(Motzetta di Bovina)

雄牛の赤身の乾燥肉
寒い冬の保存食だそうです。


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フォンティーナ(Fontina)

牛乳で作られたセミハードチーズ。ミルク、バターなどを混ぜ、フォンデュータ(チーズフォンドュ)にしたり、グラタンにして食します。DOP認定を受けています。


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ポレンタ(Polenta)

トウモロコシの粉に水またはスープを加えて火にかけて練り上げて食べる。

北イタリアでは寒く小麦が育たないため、トウモロコシ栽培をしていている。
元は貧しい人の食糧だったそうです。


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アイスワイン"Chau de luna"

アイスワインとは、冬の寒い中、葡萄の実を木につけたまま、ゆっくり乾燥させることによって、甘みが強くなったワインだそうです。
この寒い、ヴェッレ・ダオスタ州ならではのワインですね。




夜ご飯は、このご夫妻が誘ってくださり、アツアツのお2人にお邪魔して
一緒に夕ご飯を食べに行くことになりました。
お2人とも大の旅行好きということもあり、過去の旅行の話などをしながらの
たのしい夕食でした。
奥様は、すっごく素敵ななネックレスと、指輪をしていらっしゃるなあ、と思ったら
とんぼ玉アクセサリー作家さんでした。大阪にギャラリーとショップをお持ちです。

さむ~い夜に食べたあったかご飯は、

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ヴァルドスターナ風ポレンタ(Polenta alla Valdostana)

ヴァルドスターナ(Valdostana)とは、「ヴェッレ・ダオスタ州の」という意味です。
ポレンタにフォンティーナを合わせたもの。

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ポルチーニ茸のスカロッピーナ(Scaloppine ai Funghi Porcini)

スカロップ(エスカロップ)とは、薄くたたきのばした仔牛肉
塩・胡椒をし、小麦粉をはたきソテーしたもの。
お肉が小さいので、Scaloppaに、縮小形【ina】がつき、スカロッピーナ!

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ヴァルドスターナ風クレープ(Crespelle alla Valdostana)

クレープとプロシュートをくるっと大きく丸め筒状にしたものを輪切りにし、
器におき、そこに、フォンティーナをかけたグラタン。


どれも、これも体があったまるお料理。

イタリアは各地方で大きく地形、気候が異なり、農作物も地方により様々。
イタリアの中で最も寒いこのヴァッレ・ダオスタ州。
冬の寒さから身を守るための現地の人の智恵によりできたのが
ラルド(ラード)、フォンティーナ(チーズ)などの高脂肪食品。


氷点下のなか、体があったまるおいしい料理でお腹も心もいっぱいになり、
ホテルに帰りました。


レストラン情報
「La Cave De Tillier」
Via De Tillier, 40
11100 Aosta
Tel: 0165 230133
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by cucina_amalfitana | 2006-11-02 06:29 | ヴァッレ・ダオスタValle d'aos