ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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ブラにあるスローフード協会本部を見に行きました。

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ピエモンテ州ブラにある「スローフード協会本部」そこは、今や、イタリア料理を学ぶものにとって聖地となっている場所(?)

白トリュフ祭りのため滞在しているアルバから、わずか電車で20分。
知り合いがいるわけでもなく、日曜日で開いているはずもない。
ブラのどこにあるかも知らない。

「ブラは特に面白い町でもない」という噂もあり、
白トリュフ祭り最終日で最高超の盛り上がりのアルバを抜け出し
ブラに訪れる価値はないかも、と思ったが、
行かないで、後から後悔したくないので、行くことにした。

最新型の美しいイタリア国鉄の鉄道に乗り隣合わせたのは、
白トリュフ祭りの会場帰りのピエモンテ州生まれ、
ピエモンテ州在住の「吉本ばなな」が好きな30代ご夫妻。
祭りで飲んだワインについて盛り上がりました。
私が来月シエナに行くと話したら、かなりうらやましがられた。
ピエモンテ州の人は保守的で閉鎖的で、食やワインに興味を持つ人は
残念ながらほとんどいない。と。
とくに北ピエモンテは冬は雪ばかりの貧しい地域だそうだ。
日本では最近「ピエモンテ州は美食」と持てはやされているけれど
実際に住んでいる人は、そうは感じていないようです。

この明るく楽しいご夫妻と別れて、ブラ駅到着。
駅で頂いた地図には、スローフード協会の場所の記載はない。

小さい駅前で一人地図を一生懸命見ている私の近くには
3人のおじいちゃま。一人が私を見て気にかけてくれているようだ。



私、「すみません。スローフード協会本部の場所ご存知ないですか?」

爺、「スローフード??」

私、「スローぶ フーどぅっ!」とイタリア語風に発音。

爺、「もちろん。分かりずらいから連れて行きますよ。」

私、「ご親切にありがとうございます!」

と、車で連れていってくれようとするおじさん。車は、まずいよ。
おじいちゃまに失礼の無いように「歩きで大丈夫ですよ。おかまいなく。」
といい、2人で歩くことになった。

ブラの町のVia Vittoria Emanueleという通りを歩くと、
たくさんの人たちが歩いていて、カフェには人がいっぱい。
お店もベネトン、ナラカミーチェ、Carpisaくらいのお店はある。

5分以上かかってもスローフード本部につかない。
「ごめんなさい、こんなに歩かせてしまって。というと、
「私は毎日ワイン畑を歩いているからね。」

この、おじいちゃま。ワインの畑を毎日みて、葡萄の状態を確認する
仕事をする方、つまり、アグローノモ(agronomo)でした。
。スローフード協会会長も知っているらしい。
小さい町だから、みんな知り合いに決まっているが。

さて、駅から約15分で、スローフード協会本部についた!
ついにきたぞー!おじさんの説明によると、

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3階建ての回廊式の建物。
中庭に入ると、奥はレストラン「ボッコンディヴィーノ」
手前と左右はすべてオフィス。

道路に面したガラス張りのウィンドウには書籍がいっぱい
飾られていて、スローフード協会の広報になっているらしい。

今は、スローフード協会の人たちは、トリノ・リンゴットで
開かれている「サローネ・デル・グスト(食の見本市)」にいるから
明日、トリノに行くといいよ。

ハイ。もちろん。行きますとも。行く予定でした。

おじいちゃまとの別れ際、名前と住所をくれた。
「ここに必ず写真を送るように!」
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おじいちゃまの名前は、ミーノ・アッレマンディさん。

寒い地方の温かい人たちに出会えた、たのしいブラへの旅でした♪
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by cucina_amalfitana | 2006-10-30 00:02 | ピエモンテPiemonte