アルバの白トリュフ(黒トリュフも)食べ尽くし♪
2006年 10月 29日
今日は、食べました♪
レストランは、mixiで知り合っためっちさんにおススメの
レストランのうちの一軒に日本から予約を入れてやってきました。
その名は、「オステリア デラルコ(Osteria dell Arco)」ブラのスローフード協会本部の中にある「ボッコンディヴィーノ」の姉妹店。
注文したのは、その名もトリュフのコース(Menu' Tartufo)
1皿目:カルネ・クルード 白トリュフ添え
(Carne cruda all'albese battuta al coltello con tartufo bianco)
うわああ、生の牛肉(いわゆる牛肉のタルタル)の上に
た~~っぷりの白トリュフ♪
形も丸くて美しい。
白トリュフの断面には、細い線がたくさん入っている♪
初のアルバの白トリュフを一切れフォークにのせ鼻の下へ。
うううーん、芳し~い!
キノコというよりは木の香りかな?
隣の席のご夫婦の真似をして、
タルタルに白トリュフを混ぜ混ぜ。
そして、オリーブオイルも混ぜ混ぜ。おいしい♪
2皿目:ポレンタ「Otto file」とロビオーラ 黒トリュフ添え
(Polenta di mais "Otto file" con robiola e tartufo nero)
次は、黒トリュフ♪黒もいい香り♪
あまり味のないポレンタに、ロビオーラ(チーズ)を混ぜると
化学反応が起きるほど美味しい組み合わせでした。
黒トリュフは、白トリュフよりは安価です。
それは希少価値が高くないだけで、香りはいい。
ポレンタとは、トウモロコシの粉を練ったもの。
北イタリアは小麦(つまりパスタ)よりも
トウモロコシ、米(リゾット)がたくさん生産されているそうです。
「Otto file」とは、ポレンタの種類です。
ロビオーラとは、カマンベールのような真ん中が柔らかいチーズ。
ピエモンテ州、ロンバルディア州で作られていて
少し鼻にツーンをくる香りがあり、カマンベールよりはるかに美味しい♪
3皿目:フォンドゥータのリゾット 白トリュフ添え
(Risotto con fonduta e Tartufo Bianco)
3皿目で、やっとリーゾ♪
リゾットの下にフォンデュータ(イタリアのチーズ・フォンデュのこと)
が隠されていて、フォークで下からすくうようにして全体を崩す。
あーーー、至福の時♪生きていて良かった。
それにしてもフォンデュータは、まろやかで美味しい。
トリノのサローネ・デル・グストのあと、フォンデュータの本場アオスタに行くことを
このとき決定!
4皿目:骨抜きホロホロ鶏のポルチーニ添え
(Faraòna disossata con funghi porcini)
ホロホロ鶏ととろみのあるポルチーニの組み合わせは
私は好きではありませんでした。
ちなみに、ワインはワインの王様と言われるバローロ。
お水の銘柄はLurisia。
「サローネ・デル・グストに選ばれました」と表示されていました。
5皿目:チョコレートとトローネのセミフレッド
(Semifreddo al torrone con crema al cioccolato)
ザクロの実が宝石のようで、美しく配置された少しだけ凍ったドルチェ♪
チョコの中と上にノッチョラが入っていました。
甘いドルチェの上に一枚のミント。
最高に美味しいドルチェ。
ピエモンテ州のドルチェはレベルが高い!
これからのピエモンテ滞在が楽しみになりました♪
お値段は、合計75ユーロ ¥11,500也
日本ではもっと高いでしょう。
(トリュフコース65ユーロ+バローロ1杯7ユーロ+エスプレッソ2ユーロ+水1ユーロ)
客層は、50代以上の熟年夫婦ばかり。
近くのご夫妻たちは、若い(?)私がひとりで食べているのを
ちょっと可哀想に思ったのか、帰り際に、「チャオー」
とか「ボナ・ペティート」など、やさしく声を掛けてくれました。
お財布だけじゃなく、心にも余裕があるやさしい方たちでした。
年をとって、こういうお店に夫婦できたいものです。
シニョーラは、大混雑にもかかわらず笑顔で感じがイイ♪
日本人の方もカメリエーレとして働いていらっしゃいました。
贅沢なプランツォ(ランチのこと)の後は、
16:00から始まった、アルバの町の中心Piazza Duomoで旗振り祭りを見学。
赤い衣装が印象的でした。
その後、アルバから電車で20分のブラへ行ってきました。
ブラには、スローフード協会本部があります。
記事は、コチラ。
レストラン情報
「オステリア デラルコ(Osteria dell Arco)」
Piazza Savona, 5
Alba(CN)
Piazza Savonaの駅から向かって正面のBanca Fideuram左の通路から入った奥にある。
分かりづらい場所にあるので要注意。
http://www.boccondivinoslow.it/ita-arco/info.htm