シチリア周遊1日目 リパリ島
2006年 07月 08日
初めに訪れるのは、シチリアの北東約30キロの位置するエオーリエ諸島(エオリオ諸島)。7つの島で構成されています。
サレルノ駅から国鉄でひたすら南に下りイタリア本土のつま先部分のVilla San Giovanni駅に着くと、車両が3分割され電車ごとフェリーに乗って海を渡り、シチリアの玄関口メッシーナ駅まで行きます。メッシーナ駅で再度電車が連結され、隣のミラッツォ駅まで行き、ミラッツォ港からフェリーに乗りエオーリオ諸島の一番大きな島リパリ島に向かいました。
電車で乗り合わせたドイツ人ご夫妻は、30年間毎年シチリアでバカンスを過ごしているそうで、20年前のイタリアの電車は2時間遅れだと、「今回はそれ程大きな遅れじゃないねえ。」なんて言っていたそう。恐るべしイタリアの鉄道。
そして、夜はご夫妻に教えてもらったリパリ島の美味しいレストランに行くことにしました。場所は、リパリ島のお城の入り口のすぐ近く。
アンティパスト
メッシーナ風インボルティーニ
(Involtini alla messinese)
干しダラで梨が包まれていました。オレンジの皮が添えられていて爽やかな香り♪
プリモ
カラマリとイカ墨のリゾット
(Risotto nero con calamaretti)
上に、鯛のオイル漬けを添えて食べます。
いままで食べたイカ墨リゾットの中で一番の美味しさでした。
自家製トレッチーネ
(Treccine fatte in casa)
セコンド
カジキマグロのグリル
(Trancio di pesce spada alla griglia)
ドルチェ
最後は、こちらの名物のゴマのついたアーモンドのクッキーと、エオーリエ諸島のひとつサリーナ島のデザートワイン、MALVASIA DI LIPARI(マルヴァシア・ディ・リパリ)
そして、自家製トレッチーニを食べるとついてくるお土産のお皿ももらいました。
どうやら、「Buon Ricordo協会」という団体に加盟しているリストランテでBuon Ricordoというメニューを注文するとついてくるお皿だそうです。
そして、このかわいいお皿を製作しているのは、サレルノから直ぐ近くのVietri sul mareの工房で、お皿の裏側にはしっかり、「Vietri」と書かれています。
「Ristorante Filippino」
Piazza Municipio
98055 Lipari(ME)
Tel: 090-9811002
Fax: 090-9812878