TAYLOR'S ポルトワイン
2006年 04月 11日
市場を見に行った後、近くの「CONGA」というお店に行ってきました。安くて美味しいお店の人も親切、と3拍子揃ったお店です。お店を手伝っている、おじちゃんのお嬢さんが、お料理の質問に答えてくれました。
(左)ビファーナ(Bifana)豚肉にピリピリ(赤唐辛子のこと)を合え、ビールにつけて一日漬けておく。それを焼いて、パンに入れたのよ。と教えてくれた。美味しい!ほとんどの人がこれを食べています。
(右)パパス(Papas)名前がかわいいから選んだ。かつて食べたことのない味。ドロッとした小豆色のスープ。一口目はその味と舌触りに驚くも、こってりとした深い味わいにペロリと食べてしまった!一緒にでてきたクミンと一緒に食べるとさらに美味しい。何が入っているか尋ねたら、な・なんと豚肉の血と、豚肉、鶏肉、またその内臓が入っているらしい!
ムース・デ・ショコラーテ(Moose de Chocolate)
とろとろのチョコ。刻んだチョコレートのつぶつぶがまだ残っていましたが、それがまたおいしい。
夜は、ポルトの対岸のヴィラ・ノバ・ディ・ガイヤというポルトワインのワイナリーのある地区の中のひとつのワイン工場の一つ「TAYLOR'S」でのディナーでした。ワインの醸造所見学の後、食前酒としてポルトワインと干しダラのコロッケなどのおつまみをもらい、外で夕日が落ちるのを眺めながらゆっくり過ごします。(ちなみに、日没は20:05くらい)わたしは寒くなってきたので室内で「TAYLOR'S」の紹介を見ていたら、皇太子さまが2年前に訪れたときの写真も飾られていました。「TAYLOR'S」のmanaging director(名誉顧問みたいなもの?)も引き受けているらしい。
maritoがロンドンに住むイタリア人学生を紹介されました。料理学校の候補地、ルッカもボローニャもとても美しい町で料理もとてもおいしいから、どちらもいいのでは。南の人は、サレルノを含めて、信頼できないから気をつけなさい、としきりに言っていました。ちなみに彼の実家はラチィオ州(州都はローマ)。カンパーニャ州にあるサレルノからは1時間くらいの場所らしい。「はい、気をつけます。」
まだ外が明るい7時前に到着し、テラスでポルトワインを片手に夕日がポルト市内に落ちるのを見ながら参加者みんなで歓談し、外が完全に暗くなった8時半くらいにやっとディナーが開始し、終了は夜中の12時近く。同じテーブルになった方たちもみんないいひとばかり。ゆっくりポルトワインを楽しみ、ポルト最後の夜は久々に充実した夜でした。
サフランの入ったパンプキン・スープ
最近、このスープが出てくることが多い。サフランが入っていることは今日知りました。サフランの香りはあまりしない。
太刀魚のソテー 付け合せのバナナのフライについて、ポルトガル人はお菓子として食べるが、料理の一部として出てきたのは初めてだと言っていました。お米もお野菜も塩味がいい具合でした。
デザートは、カスタード。上には、シナモンがかかっています。
食後酒はもちろんポルトワインとチーズ