ローマ在住。ガンベロロッソでイタリア料理・ドルチェ勉強中のmariのブログ。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエの視点で、イタリア料理、ドルチェを楽しんでいます♪


by cucina_amalfitana
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イタリアで大地震発生に思ったこと。

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ANSA通信より


4月6日の未明に、ローマを首都とするラツィオ州のおとなり、
アブルッツオ州で、マグニチュード6.3の地震が起きました。
日本のみなさま、心配してくださってありがとうございます。
私は、大丈夫です。

真夜中に、寝ながら、あ、ゆれてる揺れてる。と、目を覚ましました。
時計を見ると、3時半くあい。
揺れの感覚は、日本の震度2か3くらいでした。
夢かなあ~。なんて、思いながらも、

3年暮らしたイタリアでは、経験したことのない大きな揺れだったので、
寝ながら、ベッドちかくに落下する危険があるものがあるかチェック。
とくになさそうなので、閉じ込められないように部屋の扉を開けておき、
揺れがおさまったので、そのままスヤスヤ、寝てしまいました。

翌朝、学校にいって、友達から、「地震に気がついた?」
と、言われ、やっと地震が夢ではなく、ほんとにあったことだとわかり、
しかも、アブルッツォが震源で、死者が16人くらい発見されているらしい、
と、いうことを聞き、ことの重大さを知りました。

今、現在では、180人くらいの死者が報告されているとのこと。

イタリア人のお宅に訪問すると、日本では考えられないような、
インテリアの配置をしていることをよく見かけます。

よくあるパターンが、ベッドの頭の壁のマリア様の像。
地震が起きていたら、マリア様に見守られるどころが、頭蓋骨を打たれてしまう。。。。
ひい、コワ。。

さらに、壁に簡易的に備え付けられている本やビデオ、DVDなどののオサレなラック。
震度2の地震くらいでも、簡単に落ちてきそうです。

建物の設計上のことは、設計のプロでもなんでもないので、言えませんが、
素人の私でも、イタリアの人って、地震のことを考えない、インテリアの配置してると、思います。

夜、家に帰り、家の人と話していると、
とある地質学者が、「近々、大きな地震が起こりえるだろう。」と、予測をしていて、
それに対して、国民を脅してはいけないと批判がでていたそうです。
でも、これは占い師の予言ではなく、科学者の予測。あたってしまったそうです。

日本では、北朝鮮のミサイル?発射についての報道が、今まで経験がなくてやりすぎだった
なんて、いう、イタリアとの逆の批判が後からでたそうですが、
情報はなるべくたくさんあった方がいい、しかも精度の高いものを。、と思います。

防犯については、日本よりも、はるかに意識が強いイタリアですが、
地震は日本より少ないので、耐震についての意識が低いイタリア。

起きてからではないと、なかなか、実感ができない、のだと思います。
これを機に、イタリアでも、日本のように耐震についても知識や意識が高くなるといいなと思います。

と、いっても、、自然災害は、個人の努力はさることながら、
国家の努力によって完全に防げることは、絶対にないと思います。
自然は美しくものありますが、恐ろしいほどの力を人間に見せつけることがあります。
それは、とても人間の力では及びません。

まらうら若き10代の学生時代、体育のスキンダイビングの授業で、
泳法に慣れてきた最終日に、「伊豆の海を、隣の海岸まで泳ぐ」ということをしたことがあります。(防衛大出身ではありません。)
約1時間近くかけて、泳ぎましたが、途中、波にもまれながら必死に泳ぎ、たどり着きました。
海は美しくもあり、恐ろしいものだと思いました。
その夜は、筑波大の客員教授を囲み、自然について語り合った思い出します。

ラクイラで多くの方が犠牲になっているとのこと。
亡くなられた方、怪我をした方、家の失ってしまい途方に暮れている方々。
また、ご家族、友人のことを考えると、大変心が痛みます。

犠牲者の方にお見舞い申し上げます。
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by cucina_amalfitana | 2009-04-07 19:40 | ラツィオLazio